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「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター5/北菓楼の「天然水夕張メロンゼリー&バウムクーヘン」

2008年10月19日 02時32分57秒 | 食べ物の話
そんなわけで、画像は、北海道小樽市堺町「北菓楼」で、
「天然水夕張メロンゼリー」と「バウムクーヘン」。


北菓楼は、北海道砂川市に本社を置く、菓子店ですね。
といいましょうか、自分は北海道育ちでもなんでもなくて、
ネットでいろいろ調べただけなのですが、
この「北菓楼」、あのメロンゼリーでおなじみの「HORI」で
経営している菓子店のようですね。

「ホリ」ブランドでは、夕張メロンゼリーやとうきびチョコレートを中心に
デパートなどの販売店に広く卸して販売しているのに対して、
「北菓楼」ブランドでは、製造直販のスタイルをめざして、
シュークリームなどの洋生菓子やバウムクーヘンなどの焼菓子や
おかきなどを販売しているってところでしょうか。

「ホリ」の「夕張メロンピュアゼリー」は、
JAL茶菓10年連続採用(←これって、北海道では結構なステータスのようです)、
北海道お中元ギフト3年連続No,1という、実績がある人気商品。
おそらく「北菓楼」の「天然水夕張メロンゼリー」も
同じクオリティを持った商品であることは間違えないでしょう。

「天然水夕張メロンゼリー」は、本物に近い食感が味わえる、
果肉たっぷり使ったゼリー。
口に入れた瞬間、まるでメロンを口にしたかのように、
ゼリーが口の中で広がるじゃないですかー!

僕の中のお菓子というヒエラルギーにおいては、
「ゼリー」は、安っちーイメージがあって、
とても低い階層のカテゴリーだったのですが、
見事にその概念を覆してくれます。
たぶん、「HORI」のゼリーは食べたことがある方が多いかと思うので
わかっていただけるのではと思います。

そして「バウムクーヘン」ですよ!
これもうまいなー。は、しっとりとしていて、
口の中で甘さがじゅわっと広がります。
ほら、カステラの一番底の、紙がくっついている部分って
すんごく旨いじゃないですか!

ちょっと蜂蜜でべとべとしていて、ザラメがくっついていて、
焼けてちょい香ばしく、ふんわりと卵と砂糖の甘さ。

あのカステラの底の超うまいところだけをですね、
洗練された形で何層にも重ねて
「はい、どうぞ!これおいしいよね。食べないの?食べたいでしょ?」
って差し出されたら、有無をいわず、食べたくなるじゃないですか。

…そんなうまさ。
ってか、伝わらねー表現だな。

でも、正直、バウムクーヘンって
口の中の水分を吸い取られてパサパサするだけで、
そんなにおいしいと思って食べたことがなかっただけに、
しっとりとした甘さに、
1Rで、軽くノックダウンです。

そんなわけで、
世の中には、今までの自分の中のイメージを覆すようなうまいものが
いろいろあるんだなーと思わせてくれた、二品でした。

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