診察の後のお楽しみ

というわけで、
今日はＨＩＶ診察の日。
自分の生活の中では、かなり早起きして、
病院へ向かいます。

薬を飲まないということはないけれど、
抗ＨＩＶ薬は、食事の時間を決めて、食後に
ちゃんと飲まなくてはならないのに、
昼飯の時間がなかなか一定の時間にならず、
かなりいい加減になっていたりして、
耐性がついていないかどうか、
検査の前日や、当日は、いつも不安です。

今回のウイルス量は６８コピー。前回が１８０コピー。
検出限界以下が５０ですので、もう少しです。
もちろん、うれしいのですが、
治療を始めて５ヶ月。半年で検出限界以下にならないと、
失敗ですと言われていただけに、
このあたりの不安をドクターにぶつけてみたりします。

「隠れていたＨＩＶが結構あったということでしょう」

なに！
初耳です。隠れているとは！

どうも、ＨＩＶは、それ自身が防御機能が優れていて、
薬などが効きにくい所に、長年潜んでいるというじゃないですか。
一度、はしかにかかると、その抗体（？）ができ、
大人になって随分たっても、２度とはしかにかかならいのと同じことだとか。
だから、薬が届きにくいところに潜んでいるＨＩＶは、
ＨＩＶ薬を飲まなくなったら、しばらく…どのくらいの期間を指すのか
わかりませんが、そのうち分裂をはじめ、ふたたび、
自らウイルスを増殖するというのです。

…ん、こんな解説で合っているかな？
そういうことで、
隠れていた部分…薬が届きにくいところに潜んでいたＨＩＶの量が多く、
減り方が緩やかになったのでしょうというのが、
医者の見解。なるほどね。

こうして聞けばいろいろ答えてくれるドクターなので、
とても安心して病院から帰るわけです。
「くまぞーさんは、体重を量るためにだけ、毎月病院へ来なさい！」
薬の影響で、かなり太ってしまいました、
今回は９０ｋｇオーバー。ドクターには８９ｋｇと自己申告しましたが。

そんなわけで、画像は、
新宿区若松町「パティスリー　マーブ」の…フィナンシェだったかな。
自分が通う病院の目の前にあるこのカフェは、
ランチもうまいし、ケーキもうまいし、もちろん焼き菓子も！
診察を終えた後の、お楽しみですね。