さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

今年最後…HIVの病院通い

2004年12月06日 23時02分27秒 | HIV
今日は月一回通うHIVの診療の日です。
いつも、採血されている間に、ナースから、

「最近体調はどうですか?」
「今日は寒いですね」
「今日は順調に(血が)採れていますよ~」

など、さまざまなパターンの「採血トーク」があって、
そのたびに、それなりの応答をしているのですが、
今日は、そのパターンから外れて、
「今年一年は、どんな一年でしたか?」という質問。
おおっ、自分の想定問答集にはありませんでした。

まるでFNS歌謡祭で楠田枝里子が出演者に質問するような質問です。
一瞬、どう答えればいいのか判らなかったのですが、
「こういう病気にかかって初めて見えるものもあって、自分にとっては、いい一年でしたよ」
と優等生的な応答をしておきました。
…いやいや、心からそう思っているのだけど、口に出して言うと、照れくさいものです。
まあ、1年で10kg痩せましたしね。自分でもまさかと思うような出来事です。


ちょっと考えたら、もう12月です。
毎週通うところではないから、たしかに、そういう会話もありですよね。
今年一年お世話になった外来のスタッフに、「よいお年を…」と言って、
帰ってきました。

さてさて、
外来においてある資料コーナーで、臨床試験の参加の案内がありました。
フライヤーというか、ご案内のパンフレットからの抜粋ですが、
抗HIV治療薬は、長期間使用することによって、

・特有の容貌の変化(こりゃまずい!)、
・高脂血症、肝臓機能の障害(だから、薬の服用開始前にやせろ!とダイエット中)、
・場合によっては、生命を脅かすような心筋梗塞、脳血管障害などの副作用(こわ~い!)

が、徐々に知られるようになっていて、
そのために、もっと効果的な治療法を探るための臨床試験が、世界的に行われて、
安全に抗HIV治療薬を中断する方法を探るそうです。


たしかに、現状では、HIVと自分の戦いは、一生続くものです。
みなさんご存知だと思いますが
薬を飲むのを勝手に中断すると、ウイルスに耐性がついてしまうといわれています。
そして、まだ薬が誕生して歴史が浅いため、長期間の服用による副作用は、
まだわかっていない部分もあるようです。
そういう意味で、こうした、世界中の患者と医療関係者の努力が、
未来につながることを、願ってやみません(本当にね)。


ぜんざい食べるなら「粟」がいちばん。

2004年12月06日 02時00分17秒 | ジャパニーズスイーツ
明日は朝早く病院に行かなければならないのに、
そういう日に限って、どうも布団へ向かう気になれません。
なんでだろう?…とりあえず、PCに向かって記事でも書こうかと。

画像は新宿区・神楽坂「紀の善」の粟ぜんざい。
メニューには「神楽坂名物」「冬限定」とあるので、
せっかくなので、オーダー。

出てきたのは、少し紫がかった餡で、
「これは大丈夫か?」
と、少し心配でしたが、余計でした。
餡は甘さ控えめ、適度なゆるさ。
甘いの嫌いな人は、これでもダメでしょうが…。

それでも、
「死ぬ~!助けてくれ!」
と叫びたくなるくらい甘い粟ぜんざいもあるなかで、
とてもマイルドで優しい甘さ。素敵です。

そして、ここの2つ目の名物、抹茶ババロアは、
テレビドラマの中でも登場して一時人気だったとか。
ああ、そういえば、中山美穂が豊川悦司に差し入れしていたなあ。
出勤前に見るドラマの再放送を思い出しました。
次回は抹茶ババロアかな~。