今日は月一回通うHIVの診療の日です。
いつも、採血されている間に、ナースから、
「最近体調はどうですか?」
「今日は寒いですね」
「今日は順調に(血が)採れていますよ~」
など、さまざまなパターンの「採血トーク」があって、
そのたびに、それなりの応答をしているのですが、
今日は、そのパターンから外れて、
「今年一年は、どんな一年でしたか?」という質問。
おおっ、自分の想定問答集にはありませんでした。
まるでFNS歌謡祭で楠田枝里子が出演者に質問するような質問です。
一瞬、どう答えればいいのか判らなかったのですが、
「こういう病気にかかって初めて見えるものもあって、自分にとっては、いい一年でしたよ」
と優等生的な応答をしておきました。
…いやいや、心からそう思っているのだけど、口に出して言うと、照れくさいものです。
まあ、1年で10kg痩せましたしね。自分でもまさかと思うような出来事です。
ちょっと考えたら、もう12月です。
毎週通うところではないから、たしかに、そういう会話もありですよね。
今年一年お世話になった外来のスタッフに、「よいお年を…」と言って、
帰ってきました。
さてさて、
外来においてある資料コーナーで、臨床試験の参加の案内がありました。
フライヤーというか、ご案内のパンフレットからの抜粋ですが、
抗HIV治療薬は、長期間使用することによって、
・特有の容貌の変化(こりゃまずい!)、
・高脂血症、肝臓機能の障害(だから、薬の服用開始前にやせろ!とダイエット中)、
・場合によっては、生命を脅かすような心筋梗塞、脳血管障害などの副作用(こわ~い!)
が、徐々に知られるようになっていて、
そのために、もっと効果的な治療法を探るための臨床試験が、世界的に行われて、
安全に抗HIV治療薬を中断する方法を探るそうです。
たしかに、現状では、HIVと自分の戦いは、一生続くものです。
みなさんご存知だと思いますが
薬を飲むのを勝手に中断すると、ウイルスに耐性がついてしまうといわれています。
そして、まだ薬が誕生して歴史が浅いため、長期間の服用による副作用は、
まだわかっていない部分もあるようです。
そういう意味で、こうした、世界中の患者と医療関係者の努力が、
未来につながることを、願ってやみません(本当にね)。
いつも、採血されている間に、ナースから、
「最近体調はどうですか?」
「今日は寒いですね」
「今日は順調に(血が)採れていますよ~」
など、さまざまなパターンの「採血トーク」があって、
そのたびに、それなりの応答をしているのですが、
今日は、そのパターンから外れて、
「今年一年は、どんな一年でしたか?」という質問。
おおっ、自分の想定問答集にはありませんでした。
まるでFNS歌謡祭で楠田枝里子が出演者に質問するような質問です。
一瞬、どう答えればいいのか判らなかったのですが、
「こういう病気にかかって初めて見えるものもあって、自分にとっては、いい一年でしたよ」
と優等生的な応答をしておきました。
…いやいや、心からそう思っているのだけど、口に出して言うと、照れくさいものです。
まあ、1年で10kg痩せましたしね。自分でもまさかと思うような出来事です。
ちょっと考えたら、もう12月です。
毎週通うところではないから、たしかに、そういう会話もありですよね。
今年一年お世話になった外来のスタッフに、「よいお年を…」と言って、
帰ってきました。
さてさて、
外来においてある資料コーナーで、臨床試験の参加の案内がありました。
フライヤーというか、ご案内のパンフレットからの抜粋ですが、
抗HIV治療薬は、長期間使用することによって、
・特有の容貌の変化(こりゃまずい!)、
・高脂血症、肝臓機能の障害(だから、薬の服用開始前にやせろ!とダイエット中)、
・場合によっては、生命を脅かすような心筋梗塞、脳血管障害などの副作用(こわ~い!)
が、徐々に知られるようになっていて、
そのために、もっと効果的な治療法を探るための臨床試験が、世界的に行われて、
安全に抗HIV治療薬を中断する方法を探るそうです。
たしかに、現状では、HIVと自分の戦いは、一生続くものです。
みなさんご存知だと思いますが
薬を飲むのを勝手に中断すると、ウイルスに耐性がついてしまうといわれています。
そして、まだ薬が誕生して歴史が浅いため、長期間の服用による副作用は、
まだわかっていない部分もあるようです。
そういう意味で、こうした、世界中の患者と医療関係者の努力が、
未来につながることを、願ってやみません(本当にね)。