格差のない平和な社会をめざして   

社民党の理念は「平和・自由・民主主義・平等・共生・連帯」
「社民党の活動を知って下さい」を目的に作成してます。

佐藤征治郎(県議会議員)の一般質問での「発言取り消し騒動」

2013年12月21日 | 自治体議員活動報告


 佐藤征治郎県議会議員の発言が20日の、議事録から削除を求める動議がだされた問題について、
 社民党埼玉・活動日記(社会新報埼玉版・12月号)から転載します。
佐藤県議に対する「一部発言の取り消し」 の要求騒動が起きている
(12月県議会にて)

 4年ぶりの佐藤議員一般質問登壇であっあった。数か月前ら質問の準備を始めた議員に、労組や市民団体有志からも取り上げてほしい質問が多く寄せられていた。しかし、質問時間は30分と限られているため12項目に絞って質問をした。

 県議会を傍聴すると、議員の「品の無い野次」に対し『県民選ばれた議員なの?』と感じる。 酔っ払たおさんのような野次や罵声、「グ ワハッ・・」と笑い声も。自分と違う意見に。意見には耳を傾けることができず、数を頼りにした驕り、民主義崩壊かと思われるような風景である。

 そんな中、理性的かつ品よく真剣に質問立った佐藤議員に対し、一部発言の取り消し騒動が起こった。

 一般質問に立った翌日の10日、議長から議会事務局長、議事課長同席のもと、佐藤議員一般質問における一部発言の取り消しが要請された(自民党『会派49人』からの取り消し要請であった?)。

 内容は、春日部市に建設予定の「新たな森」に関しての質問で「自民党内部抗争を議会に持ち込んだ」というう発言ついて取り消しを求められたもの。不穏当とさ発言は、 9月議会の際の反対討論をそまま引用しただけである。

 このままでは、自民党に都合悪い発言できなくり、「議会の私物化」そのものの状況になってしまう。
佐藤議員は 11日に「応じられない」という文書を議長あてに提出した。自民党から「発言取り消しの動議」を出す動きもあったが、自民党 以外の会派から同調が得れず、当日の動議発議はなかった。県議会最終日は20日である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都教委 異様な「粘着気質」  君が代不起立教員 前代未聞の再処分

2013年12月20日 | くまじろうの一言コラム
2013年12月20日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 。




 都立高の式典で、君が代の起立斉唱を拒んだ教職員への処分について、最高裁が「減給は重すぎる」と処分を取り消した教員7人に対し、東京都教育委員会は17日、戒告処分を出した。最高裁判決の趣旨は処分乱発をいさめたもの。にもかかわらず、都教委は猪瀬知事の醜聞騒ぎにまぎれ、前代未聞の再処分を強行した。(出田阿生)

◆最高裁の苦言も無視 「まるでストーカー」

 戒告処分を受けた都立高教員の伏見忠さん(55)は「都教委は命令に従わない教員をとことんいじめ抜かないと、気が済まないようだ。まるでストーカー」と絶句した。
 伏見さんは2005年3月、卒業式での君が代斉唱時の不起立により、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けた。03年に都教委が起立斉唱を義務づけた「10・23通達」に基づく職務命令違反が理由だった。だが、最高裁は今年9月、減給は重すぎるとして、この処分を取り消した。 
 
 ところが、都教委は今回、伏見さんら現職の教職員7人を再処分した。都教育庁教職員服務担当課の職員は「(最高裁判決で)減給は重すぎるとされたが、それより軽い戒告については何も言われていない。学校の規律・秩序保持のためには職務命令違反者をきちんと処分する必要がある」と理由を説明している。
 
 伏見さんは「都教委からは最高裁で敗訴が確定した後も、一切の謝罪はなく、減給分を返還するという紙を送りつけてきただけだ」と憤る。

 ちなみに同一事件で、二重の刑罰を与えてはならない「一事不再理」原則は刑事事件のみで、こうした行政処分では適用されない。それゆえ、再処分に違法性はない。

 しかし、「君が代」訴訟弁護団の平松真二郎弁護士は「事件後、8年もたってからの懲戒処分など民間ではあり得ない。今年1月と9月の最高裁判決の補足意見で都教委に対し、処分乱発をいさめ、紛争解決に向けて教員らと話し合いをするよう求めたのに全く無視している」と批判する。

 こうした都教委の「粘着体質」は常態化している。東京地裁は19日、元都立高教員の福嶋常光さん(64)に対し、都教委が出した減給10分の1(6カ月)の懲戒処分を取り消した。福嶋さんは05年3月の卒業式で君が代斉唱時に起立せず、そのため「再発防止研修」の受講を命じられたが、授業のために欠席。このことで処分された。

 研修受講日は福嶋さんの担当する高2と高3の生物の授業が5時間あったが、都教委が一方的に決めた。福嶋さんは「受験生もいるのに、授業をすっぽかすわけにはいかない。授業のない日に研修を受けたい」と変更の希望を出していたが、校長を通じ「認められない」と断られたという。

 心身ともに疲れ果て、早期退職した福嶋さんは「予定通りに授業をしたせいで処分されるとは。生徒を教えることより、大事な仕事があるだろうか」とあきれる。

 都教委は6月、国旗国歌法で「一部の自治体で強制の動きがある」と記述した日本史の教科書について、「都教委の考え方と相いれない」ことを理由に使わないよう各都立高に通達している。

 安倍政権が閣議決定した国家安全保障戦略には「愛国心」が明記されたが、この流れを先取りしたのが都教委の10・23通達。司法判断に背を向ける姿勢には、国の動向も影響していそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本国憲法の前文をあらためて読む。

2013年12月19日 | 憲法を生活に生かそう
 

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法 前文)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島みずほと行く上関原発反対!祝島紀行

2013年12月18日 | 社会新報・月刊社会民主
 社会新報・埼玉版(2013年11月号)から転載しています。

 9月16・17日、全国各地から集まった女性21人で祝島を訪れた。 映画「みつばちの羽音と地球の回転」で知った祝島の反原発運動。なぜ30年以上にわたって反原発運動を続けられたのか、その原動力はどこにあるのかそれを突き止めたい、という思いで参加した。9月17日祝島に渡り、多くの皆さんと交流し建設予定地を見てきた中から、学んだことを報告したい。          女性部長 栗城 英子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この島で生き続けることが反対する力

 まず 、「山戸貞夫」さんという方の存在。山戸さんは、故郷・祝島を巻き込む中国電力の上関原発建設計画を契機に1985年反原発運動に参加するために島に戻った。 山戸さんは、75歳以上が 52%というこの地で運動が長続きするように「強制しない、無理をしない、英雄はいらない、皆が代表」と言い、「もう80歳を超え役に立たんようなっのでは」というお年寄りの声に対しても、「原発建設地3.5キロの島に生きていること、息をして元気にここの住民としていてくれることが大事」との考えだ。しかし、命の危険や怪我をして救急車で運ばれる事態もあったことから限界まで闘てきたことは想像に難くない。

 次に あげられるのが、次世代に運動をつなげられるための若いリーダが育ってることだ。息子さんの孝さんをはじめ、シーカヤックの30歳代人たちが繋いでる。孝さんは一度島の外に出たが、親父の背中を見て戻り、島で結婚し、町長選にも立候補され、島の先頭に立って闘っている。とても気さくで話しやすく、働き者で親切な方で凛とした方だ。

 3つ目の課題は、運動の組織形態にある。当初の上位下達方式を、長く続けるために運営委員会を設け全員で話し合って決定するという民主的な組織にした。連絡員を置いて、急な行動にも情報が届きみんなで対応しているので、「集まって」というと連日でも100人以上が、それも老若男女が一同に集まる。
 この旅の東日本から参加者は台風18号により品川駅で新幹線に7時半缶詰めになり16日には島に着けなかった。 西日本の参加者は予定通り到着し 「月曜デモ 」の参加後、公民館に集まった島民の皆さんと交流をした。 17日に5時起きして島に渡った東日本組をおおぜいの島民の皆さんが出迎えてくださり、再度公民館に集まってくれたのだ。「集まること」「話し合うこと」、それは島民の皆さんの「生きること」「暮らすこと」そのものだ。
 そして、強大な中国電力資本・県と闘うために「原発に反対し上関町民の会」「上関原発を建てさせない祝島島民の会」と「原発いらん-山口ネット ワーク」、「原水爆禁止山口県民会議」の反原発三団体協議会による現地での抗議行動・阻止行動が力になったことは言うまでもない。そして山口県庁座り込み・中国電力本社への抗議行動と発展した。

 4つ目は、住民の思いを露骨に傷つけ差別する発言のひどさが山ほどあり、個人あての恫喝はがきや中国電力のいやがらせ訴訟(スラップ訴訟)もあった。 しかしそれを国や中電力の権力で押し潰そうとすることへの怒りを団結に変えた。

 5つ目は、奇跡の海ともいわれる生物多様性の海があったことだ。中国電力の環境調査を見た漁師が、報告に「スナメリ(小さいクジラ)」の記載ががないことをおかしく思ったことがきっかけで、中国電力が専門家に調査を依頼した結果判明したのだ。貝始祖鳥とも言うべきヤシマイン近似種をはじめ多くの天然記念物希少生物が確認され、いかに電力会社がずさんな調査をしたかが明らかになったのだ。そうした中で対岸の「長島の自然を守る会」も結成され、環境を守ろうという全国からの支援の輪も起き運動に幅と広がりをみせている。

 最後に、目の前の反対行動とともに未来をも模索する姿勢があることだ。原発の金をあてにした町の振興に対し 「一流の田舎」と銘打ち「原発の金に頼らない島おこし」を行ってきている。「びわ茶」「サヨリの一夜干し」の販売を定着させ、「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」を進めて、 誰もが協力できる「1% for 祝島」運動も立ち上げている。
 私たちが島を離れる時、桟橋で50人くらいの島の方々が私たちに手を振って送くださった。 私たちも精一杯、全力で手を振ってそれに応えた。「島民の皆さんから学だことをそれぞれの地元に持ち帰って、 広げ、活かします」と。祝島は、人も自然やさしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年12月度全党員会議

2013年12月16日 | 党会議


 2013年12月度全党員会議
            2013年12月16日(月)、18時30分~・熊谷社会文化会館

1、報告事項

 1)11・19「特定秘密保護法案」廃案のための緊急街宣行動   11月19日・1名参加
 2)STOP!「特定秘密保護法」大集会     11月21日・1名参加 
 3)2013年さよなら原発埼玉県民集会   11月24日・5名参加
 4)12・4 「特定秘密保護法案」地方公聴会抗議集会(ラフォーレ清水園) 12月4日・1名参加
 5)組織・機関紙部長担当者会議  12月12日
   1名以上の入党者及び「社会新報」・「月刊社会民主」の購読者の拡大。   

2、審議事項

 1)《小出 裕章》講演会
   と き:2013年12月22日(日)・14時~
   ところ:熊谷市立文化創造館・さくらめいと
   内 容:原子力発電と福島原発事故のこと
   会費(資料代):500円
   党への割り当て:15名

 2)くまがや平和寄席の今後の運営について
   意見集約として「来年以降も継続する」
   第26回のくまがや平和寄席は、2014年8月8日(金)を予定。

 3)2015年統一自治体選挙のタイムスケジュール
    統一自治体選挙まで、いよいよ残すとろ1年半をきりました。9月の会議で提案がありました、後援会名簿の整理、
   後援会看板の作成など、今後の進め方について考え方の意見を出しあいました。
    「幹事長のもとに実務者会議を発足させる。」

 4)社民党県連合新年旗びらき
   と き:2014年1月24日(金)・18時30分~
   ところ:埼玉共済会館
   参加者:5名

 5)映画「SAYAMA 見えない手錠をはずすまで」の取り組みについて
   12月10日に上映実行委員会が結成され、茂木副代表が出席し下記の事項が決まりました。
   と き:2014年2月16日(日)・13時開場
   ところ:熊谷市立勤労会館・大ホール
   主 催:熊谷上映実行委員会
   規 模:200名
   参加券:前売り券・1000円、当日券・1200円、中学生・500円
   党の参加券の取り扱い数は30枚。



  6)その他
    次回の全党員会議は、1月20日(月)、18時30分~、熊谷社会文化会館

 
  

   
  
    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする