格差のない平和な社会をめざして   

社民党の理念は「平和・自由・民主主義・平等・共生・連帯」
「社民党の活動を知って下さい」を目的に作成してます。

今、党の強化について望むこと (1)

2016年11月18日 | くまじろうの一言コラム
 福島県連合の党員からのメールを紹介します。(長い文章なので何回かに分けて転載します。)
 
 『年金生活者の一日が始まります。15歳で就職、45年間のご褒美としての晩年ですが、その褒美も「中」位でしょうか。
これからの後輩の皆さんの年金の実態を考えて場合、さらに国民年金のみの皆さんの晩年を考えた場合、暗澹たる想いに駆られます。
それが、今般まとめてみた私の所感でもあります。小さくなった党(党員)は強弓を手にすることはできません。手製の粗末な弓かもしれません。矢も雉の羽を整えたものではないでしょう。それで戦うとしたら「どうあるべきか」を考えるべきと考えます。
文面にもありますように、私の現在の地域における行動の中で「何人の方に話をかけ、共通の話題ができるか」と言えば極めて僅かです。かつての職場の皆さんも退職後の生活の中でそれそれが新しい人間関係をつくっています。それは当然です。
 過般の参議院選挙を「地方選の再来選挙」にすべきと提案をしたのもそのためでした。
そしてその方針で取り組みましたが不十分であったということです。
 別紙所感は今後訴えたい皆さんに披歴してまいりたいと思います。ご覧いただければ幸いです。
2016年も余すところ僅かとなりました。良い締めくくりの年末となりますよう祈念をいたします。』

今、党の強化について望むこと (1)

「蟹は己の身に合わせて穴を掘る」との譬えがあります。その「蟹」を党(党員)に譬えたいと思います。
今、「党の身はどれほどか、そして何ほどの穴を掘る力を持っているのか」を考えてみようと思います。

 ある総支部での「全党員集会」を行いました。集まった党員は8名という報告を聞いております。
もちろん数十名が集まる総支部もあるでしょうが、それであっても30名、あるいは40名というのが実態ではないでしょうか。
それでいて地方議員を擁立し2〜3の議席を獲得している地区もあります。

 小さくなったとはいえ、そこに党員がいて、社会党時代から培った「党と労働組合との協力関係」という財産が一部ではあるが残っています。また民社党の結成の中で繰り返された「排除の論理」で多くの党員が引き抜かれました。
また多くの労働組合とその組織の退職者組合は、「現退一致」の方針のもと社民党との協力関係を断ち切る道を強めています。
それでも地域には「社民党」の運動が残されていることは、前記した「歴史」が僅かであれ存在していることが背景にあると受け止めます。
しかしこれとて高齢化の中で消えていく事は間違いありません。(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする