都合のいい人事？

　検事総長や検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案に
反対の声が相次いでいる。
この問題は、政府が1月末に定年による退任が確実視されていた
黒川・東京高検検事長の定年延長を政府が都合よく決定したから
である。安倍首相は改正によって、「内閣が検察幹部の人事を恣
意的に行うことは全くない」と言っているが、国民の多くは信用
していない。安倍首相は自分と親しい都合のよい黒川さんを検事
総長に就任させたい意図が見え透いている。
安倍さんもいい加減、権力に任せて、組織の人事を自分の都合の
いいものにすることは止めてもらいたい。


　

「コ+ロ+ナ=君」

　イラストレーターのタナカサダユキさんの短歌が話題になっています。

「しばらくは　離れて暮らす　
『コ』と『ロ』と『ナ』　
つぎ逢ふ時は　
『君』といふ字に」



「コロナ」の3文字を組み合わせたら、「君」という漢字になります。
コロナが終息したら真っ先に大切な人に会いに行きたい、その切なる
想いを『君』という言葉に託しています。
いまは大事な人と触れ合ったり、直接つながることができませんが、
もう少しの辛抱です。踏ん張りどころですね。

体たらく/為体な安倍政府

　安倍首相の肝いり政策「布マスク」（アベノマスク）が
まだ届かない。
当初から納品業者選定での疑惑や不良品発生など問題ばかり。
いまだに、全体で５％ぐらいの配布状況らしい。
短期間で全世帯に配布されなければ意味がない。
もうすでに市場でもマスクが手に入りやすくなっている。
今さら残りの世帯に配っても国民に有難みが伝わらない。

新型コロナウイルスのＰＣＲ検査に向けた相談センターへの
相談の目安とされてきた「３７・５度以上の発熱が４日」に
ついて、見直しを明らかにした。
この相談目安を真面目に守って重篤化した方や亡くなった方
もいるのだ。厚生労働省は懺悔しろ。

満月がキレイだった

　バルコニーに出た妻が「ねぇねぇお月さんがキレイよ」と
呼びかけた。
夕日でほんのり赤みを帯びた満月が幻想的でもあった。

「本当だね。きれいだ。あんたと同じだね」
「またまたホントのこと言って、もう聞き飽きたわ」
「いやあ、きれいなものは綺麗だよ」
「そう、嘘じゃないの？　嬉しいわ」
私のお世辞が功を奏し、晩酌のビールが１缶から２缶になった。
「わたしもビール、少し飲もうかなぁ」飲んだ妻の顔も
ほんのり赤くなった。

コロナ禍、気分がスッキリしない中、ひと際明るく輝く満月と
同様、妻の明るさに癒される。
そうそう、昨日の満月はフラワームーンだったらしい。
花を買って来てプレゼントでもするか。

こんな時こそ明るく

　コロナ、コロナで疲れる。なんだか世の中も不穏な空気が
漂っているような気がしてならない。
テレビ各局もコロナの報道番組ばかりでうんざりしている。

政府は5月6日までとしていた緊急事態宣言を5月31日まで延長
することにした。先日は人と人との接触を長期にわたり削減す
る「新しい生活様式」を求めたが、多くの国民は「いつまで続
くの分からないのが不安」なのだ。

リモート禍、「リモートテレワーク」や「ソーシャルディス
タンス」とかカタカナ語をよく聞くようになった。
そうそう、妻が面白いことを言ってた。「ソーシャルディス
タンスがソーシャル・ダンスに聞こえたわ。なぜこんな時に
体を接しダンスなのか不思議に思った」（笑）
三密を避けることでは、私が壇蜜ファンであることを知ってる
妻は「あんたも今は断密しないとね」下手なおばさんギャグを
飛ばしてきた。こんな明るい妻に救われる日々である。