バルコニーに出た妻が「ねぇねぇお月さんがキレイよ」と
呼びかけた。
夕日でほんのり赤みを帯びた満月が幻想的でもあった。
「本当だね。きれいだ。あんたと同じだね」
「またまたホントのこと言って、もう聞き飽きたわ」
「いやあ、きれいなものは綺麗だよ」
「そう、嘘じゃないの? 嬉しいわ」
私のお世辞が功を奏し、晩酌のビールが1缶から2缶になった。
「わたしもビール、少し飲もうかなぁ」飲んだ妻の顔も
ほんのり赤くなった。
コロナ禍、気分がスッキリしない中、ひと際明るく輝く満月と
同様、妻の明るさに癒される。
そうそう、昨日の満月はフラワームーンだったらしい。
花を買って来てプレゼントでもするか。
呼びかけた。
夕日でほんのり赤みを帯びた満月が幻想的でもあった。
「本当だね。きれいだ。あんたと同じだね」
「またまたホントのこと言って、もう聞き飽きたわ」
「いやあ、きれいなものは綺麗だよ」
「そう、嘘じゃないの? 嬉しいわ」
私のお世辞が功を奏し、晩酌のビールが1缶から2缶になった。
「わたしもビール、少し飲もうかなぁ」飲んだ妻の顔も
ほんのり赤くなった。
コロナ禍、気分がスッキリしない中、ひと際明るく輝く満月と
同様、妻の明るさに癒される。
そうそう、昨日の満月はフラワームーンだったらしい。
花を買って来てプレゼントでもするか。