知人が「地域活動で中学生を育てる取り組み研修会」というものに参加した。
「子供から大人へ…40文字の提案」のなかに、
心ない子どもを育てているのは誰?
自然を壊しているのは誰?
みんな大人や社会でしょ。
という中学生の声があったという。
そこで私は、この件を他の場で「大人がきちんとしつけなかったり、言っている大人がルール守らなかったり…何よりも子どもとの対話が少ないのが一番悪いと思う。
そりゃー反抗したくもなりますわね。私もそう思う節がありましたから」と言った。
そうすると、「人間には個性があるんだから、しつけで押さえつけたりせず、のびのびと自立させるのがいいと思う」という親御さんがいた。
また、家庭教育学を学ぶ、子を持つ親御さんも以前、私にこう言ったことがあった。
「親が子どもに長い時間接していたら、子どももイヤになるだろうし、親もイライラする。社会が育ててくれるから、家では放っておくほうがいい。それよりも両親は外に働きに出て、稼いだほうが活気が出てプラスだと思う」
という発言だった。
私は未成年の子どもたちに対し、このような放任主義的な考えは無責任に感じてしかたがない。私の周囲にも、放任主義がゆえに子どもが違う道に逸れて警察沙汰になったりするのを目にすることがある。子ども自身に「自分の考えが正しいんだ」という考えを起こさせてしまうほど、怖いものはない。親や大人たちが、子どもが成人するまで社会の一員として生きていくにはどうしたらいいかを教えてやるのが役目の一つではないのだろうか。
個性と非常識は違うと思う。
悪いことをしても子どものやることだからしょうがない。
犬が吠えるのは動物だから当然だ。
という大人たち。
冷たく、非社会的な人間が増えるのもここに原因があると思うのだが…。
「子供から大人へ…40文字の提案」のなかに、
心ない子どもを育てているのは誰?
自然を壊しているのは誰?
みんな大人や社会でしょ。
という中学生の声があったという。
そこで私は、この件を他の場で「大人がきちんとしつけなかったり、言っている大人がルール守らなかったり…何よりも子どもとの対話が少ないのが一番悪いと思う。
そりゃー反抗したくもなりますわね。私もそう思う節がありましたから」と言った。
そうすると、「人間には個性があるんだから、しつけで押さえつけたりせず、のびのびと自立させるのがいいと思う」という親御さんがいた。
また、家庭教育学を学ぶ、子を持つ親御さんも以前、私にこう言ったことがあった。
「親が子どもに長い時間接していたら、子どももイヤになるだろうし、親もイライラする。社会が育ててくれるから、家では放っておくほうがいい。それよりも両親は外に働きに出て、稼いだほうが活気が出てプラスだと思う」
という発言だった。
私は未成年の子どもたちに対し、このような放任主義的な考えは無責任に感じてしかたがない。私の周囲にも、放任主義がゆえに子どもが違う道に逸れて警察沙汰になったりするのを目にすることがある。子ども自身に「自分の考えが正しいんだ」という考えを起こさせてしまうほど、怖いものはない。親や大人たちが、子どもが成人するまで社会の一員として生きていくにはどうしたらいいかを教えてやるのが役目の一つではないのだろうか。
個性と非常識は違うと思う。
悪いことをしても子どものやることだからしょうがない。
犬が吠えるのは動物だから当然だ。
という大人たち。
冷たく、非社会的な人間が増えるのもここに原因があると思うのだが…。