旅籠紀伊国屋から東海道歩き、新居宿本陣跡前を通る、そして脇道にそれると隣海院という寺院に行き着く。
そこには山門に「ジキジキ像」という像が鴨居の上に座っていた。
鬼とも猿ともつかぬ形相に、地元の幼児はおびえるように泣き出すと言われている。
「ジキジキの所へ連れて行くぞ」と言えば、泣く子は黙ってしまうとも言われている。
ジキジキとは「喰神」のこととも言われているが詳細なことはわからない。
桧の寄木造りで高さは52cm、像の作者、時期、由来は不詳という。
現在、山門に座る像は、同寺院の彫刻家見崎泰中氏が複製したものである。本物のジキジキ像は、保存のため同寺院本堂へ移され、町の文化財に指定された。
(新居宿・旅籠紀伊国屋風呂)
(平成十六年度例大祭 愛知県豊川市)
現在は毎年7月第3土・日曜日に行われている祭礼。
万治三年(1660)小笠原義忠が、衰退していた煙火を再興させたという。祭りには多額の費用がかかる。それを補うため、地元の若衆に呼びかけ、荒地を開墾し、田畑を増加させることでその費用を充て、そして若衆に花火の製法を教え、彼らを東西二組に分け花火を競わせたのが今に続く慣わしであるという。今でも参加する家の玄関先には、祭礼で使用する手筒が看板のように置かれている。
(写真は一昨年の光景)

(平成十九年の模様)
現在は毎年7月第3土・日曜日に行われている祭礼。
万治三年(1660)小笠原義忠が、衰退していた煙火を再興させたという。祭りには多額の費用がかかる。それを補うため、地元の若衆に呼びかけ、荒地を開墾し、田畑を増加させることでその費用を充て、そして若衆に花火の製法を教え、彼らを東西二組に分け花火を競わせたのが今に続く慣わしであるという。今でも参加する家の玄関先には、祭礼で使用する手筒が看板のように置かれている。
(写真は一昨年の光景)

(平成十九年の模様)
(愛知県豊川市一宮町)
本日は三河国一宮例祭初日。午後四時から、流鏑馬(やぶさめ)試乗が行われた。
騎児(馬に乗る子ども)が靡かせているのは布引(のひびき)といい、床の間に飾っておくと夏病をしないとされている。

(関連記事:祭礼前夕)
本日は三河国一宮例祭初日。午後四時から、流鏑馬(やぶさめ)試乗が行われた。
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(愛知県豊川市一宮町)
3日から三日間、我が町内にある砥鹿(とが)神社里宮で祭礼が行われる。
騎児が乗る流鏑馬(やぶさめ)が伝統行事で、舗装道路に砂を敷く等準備が進められてきた。
今夕は静かだが、明朝の獅子頭を被った子供たちの町内回りを皮切りに、一気に賑やかとなる。
砥鹿の森と、里宮から見る奥宮
(関連記事:流鏑馬試乗)
3日から三日間、我が町内にある砥鹿(とが)神社里宮で祭礼が行われる。
騎児が乗る流鏑馬(やぶさめ)が伝統行事で、舗装道路に砂を敷く等準備が進められてきた。
今夕は静かだが、明朝の獅子頭を被った子供たちの町内回りを皮切りに、一気に賑やかとなる。




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(2005年9月1日)
年々来場者が増えているという、おわら風の盆の里、越中八尾を訪れた。
一時、予報が雨となり、繊細な風の盆が中止かと思われたが、晴れの天気へと変わった。
定期列車でさえ、整理券乗車という多客振りであったが、その殆んどが高齢者。日にちや時間も関係してくると思われるが。
この日は久し振りの酷暑日。駅を降りると夕刻とは思えない程の温度であった。
駅前福島地区では“流し”が始まっていた。
町を南へと進み、川を越えると高台となってくる。そこにある寺院では演舞が催されていた。
更に南進すると町端、諏訪町に辿り着く。
やがて流しが始まる。周りが見えないかの如く、流れる様に踊る。
観客は撮影に狂気の如く蠢いていたが、私は元禄時代から続く雰囲気を味わう為に佇んでいた。
僅かな提灯の明かりが丁度良く、時折焚かれるフラッシュが煩わしく感じた。
初日の来場者は約十万人。日中以上の盛況の中、富山の夜は更ける。
(2005年7月30日)
この日は毎年恒例、“指定席”での花火見物であった。
近隣他所の花火よりは規模が小さいものの、一つ一つが味わえて良いのでは…と思っている。
ここを皮切りに、周辺では彩りの夜の季となる。
(関連記事:国府祭り平成十九年)
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近隣他所の花火よりは規模が小さいものの、一つ一つが味わえて良いのでは…と思っている。
ここを皮切りに、周辺では彩りの夜の季となる。
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海倉淵…とはいえ、とよがわの淵である。
毎夏、辺りで天王まつりが行われる。
むかし むかし、お碗を貸してください…とお願いすると、淵からお膳やお碗が現れたという伝説の残るこの淵。
また、女に化身する竜の棲む伝説の淵。
今は農業、上水道用水の取水口となっている。
水面を覗くと、何か浮かび上がってくるかも…と思えてくる…。
毎夏、辺りで天王まつりが行われる。
むかし むかし、お碗を貸してください…とお願いすると、淵からお膳やお碗が現れたという伝説の残るこの淵。
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今は農業、上水道用水の取水口となっている。
水面を覗くと、何か浮かび上がってくるかも…と思えてくる…。