和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅11/小説「新 ・人間革命」

2013年05月16日 09時09分18秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月16日(木)より転載】

http://www.seikyoonline.jp/index.html


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奮迅11(5/16)
 山本伸一は、この方南支部結成大会の会場から、全国の支部長、支部婦人部長、そして全同志に訴える思いで話を続けた。

 「次に、功徳を受ける信心について話をしておきます。

 一言すれば、真面目な信心の人には、必ず功徳があります。
一方、外面は、一生懸命に信心に励んでいるように見せながら、実際には怠惰で、真剣に仏道修行に励もうとしない人には、功徳はありません。
他人の目はごまかせたとしても、仏法の因果の理法は、決してごまかすことはできないからです。

 また、恐るべきは、すぐに人を批判したり、ねたんだりする習性です。
それは、自分がこつこつと積み上げてきた福運を消すだけでなく、心を暗くし、生命を重くします。
さらには、広宣流布の団結を破壊することになっていく。
つまり、自分で自分を、不幸の淵へと追い込んでいってしまう。

 反対に、人びとに対して、善意と賞讃と応援の姿勢で臨み、仏道修行に励んでいくならば、感激があり、感謝があり、人生すべてを楽しいものと実感していくことができる。

 実は、そこに人間革命の姿があり、幸福の実像もあるんです。
立場や役職のいかんが、幸・不幸を決するのではありません。

 人生の勝負は、一年や二年では決まらないものです。
一生です。
したがって、決して背伸びをすることもないし、見栄を張る必要もありません。
平凡でいいんです。
どこまでも自分らしく、“折伏精神”をたぎらせ、地道に、淡々と、わが使命を果たし、所願満足の境涯を築き上げていくことです。

 特に、支部長、支部婦人部長は、指導部の先輩と共に、丹念に一人ひとりと会い、励ましていってください。
それが最大の仏道修行と思ってください。
人を動かそうなどと考えるのではなく、まず自分が動くことです」

 仏法のため、同志のために、汗を流し、時には共に涙して語り合っていくなかにこそ、最高の歓喜と充実と生命の躍動がある。
人生の最大の生きがいと幸福がある。

桜の実/今日の俳句 第1285号

2013年05月16日 06時29分46秒 | 今日の俳句
    ◇桜の実/今日の俳句◇

    ◇※第1285号※◇


 2013年(平成25年)5月16日(木)


       ■


    ※今日の記念日※


※5月16日※
■ 旅の日
 日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988年に制定。
 元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立った。
 せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 桜の実紅経てむらさき吾子生る
      中村草田男

 午後よりの雲うごかざり桜の実
      杉山岳陽

 老桜あまた実を生みやすらへり
      小熊一人

【季語の解説】
※ 桜の実→実桜・桜実となる。
 花が終わると桜は願みられないが、よく見ると茂った葉陰に青い実ができ、育つに従って薄紅に変わり、熟すと黒褐色になる。大きさは小豆粒ぐらい。
 サクランボとちがい、酸っぱくて渋いのでおいしくはないが、子供たちは木に登って食べたり、果汁で紙に絵を描いて遊ぶ。
 一般に実桜と呼ばれているのは中国渡来のシナ実桜「唐実桜」で、これは粒が大きい。
 地味な桜の実に華麗な花を偲ぶのも風情のうちであろう。


【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】

■※中村草田男 (なかむらくさたお )※■
「1901-1983(明治34年‐昭和58年)」 
 清国(現・中国)福建省廈門にて清国領事・修の長男として生まれる。1904年(明治37年)数え年4歳の時、母とともに中村家の本籍地・愛媛県伊予郡松前町に帰国。
2年後松山市に転居。小学校時代の大半を東京で過ごし、赤坂区青南尋常小学校(のち港区立青南小学校)に通学する。
 中学時代は再び松山に戻り、松山中学、松山高等学校を経て、1925年(大正14年)東京帝国大学文学部独文科に入学。しかし中途で国文科に転じた。
 1929年(昭和4年)高浜虚子に師事し俳句を学ぶ。また東大俳句会に入門。水原秋桜子の勧めで『ホトトギス』に投句。
大学時代に久しぶりに母校の青南小学校を訪ねた。この時の感慨を詠んだ「降る雪や明治は遠くなりにけり」は、現在、句碑として当小学校内に建っている。
 1933年(昭和8年)大学を卒業し、成蹊学園に就職。現代俳句の中心的存在として、1946年(昭和21年)月刊俳誌『萬緑(ばんりょく)』を主宰した。
 1963年と1975年には、それぞれ同人や会員の作品を収録した『萬緑合同句集』『萬緑合同句集2』が発行されている。
 1960年(昭和35年)に現代俳句協会幹事長となる。翌1961年(昭和36年)現代俳句協会賞を巡って協会内で分裂し、俳人協会を設立して初代会長に就任した。
 成蹊高校の教諭の後、成蹊大学政経学部教授として通算33年間教鞭を執り1967年(昭和42年)に定年で退職。1978年(昭和53年)、『風船の使者』で芸術選奨文部大臣賞受賞。
 1983年(昭和58年)8月5日、急性肺炎のため82歳で死去。死の前日洗礼を受け、洗礼名をヨハネ・マリア・ヴィアンネ・中村清一郎と名乗る。墓は東京都あきる野市の五日市霊園にある。
 娘はお茶の水女子大学教授(フランス哲学)の中村弓子。孫は遠山一行の長男公一と結婚した。

【「ウィキペディア・フリー百科事典」より転載】



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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)5月16日(木)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/


     ※わが友に贈る※


  昼夜の温度差など

  季節の変わり目での

  体調管理に注意!

  油断・過信を排し

  聡明で健康な生活を!

 
      ◇5月16日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 学会員の強き平和連帯は会長(SGI)の指導の賜ー市長(アルゼンチン)。師と共に!これ団結の要

       ◇

 東京・杉並の「女性の日」。婦女一体で勇気の対話。地域に幸福の花園は爛漫

       ◇

 我らの誇りは世界最高の教学をもつことー恩師。戦いの中で御書を拝せ!

       ◇

 「わざはひも転じて幸(さいわい)となる」御聖訓。絶対勝利の妙法だ。信深く、祈り強く

       ◇

 5月は自転車月間。車道の左側通行を。傘や携帯使用も厳禁。規則を守れ
 


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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/

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5月15日(水)のつぶやき

2013年05月16日 01時36分12秒 | 広島カープ

      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月15日(水)より転載】

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