和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅10/小説「新 ・人間革命」

2013年05月15日 09時51分32秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月15日(水)より転載】

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奮迅10(5/15)
 山本伸一は、皆の心が笑いによってほぐれたところで、「御義口伝」の一節を拝した。

 「仏法では、『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり』(御書七一六頁)と説かれております。

 私ども自体が、妙法蓮華経の当体であります。
また、『足は経』とありますが、敷衍すれば、それは行動を意味するといえましょう。
私たちは、今いる地を、深い因縁で結ばれた本有常住の国土ととらえ、“必ずこの地域を広宣流布するのだ!
 幸せの花園にするのだ!”と決めて、勇んで行動を起こしていこうではありませんか。

 その決意と実践がなければ、何十年と、そこに住んでいても、広宣流布は進みません。
草創の同志は、学会に対する地域の見方や評価が厳しければ厳しいほど、闘魂を燃え上がらせてきました。
迫害にも動ずることなく、何があろうが、体当たりするかのように、必死になって弘教していった。

 だから、広宣流布の道が切り開かれたんです。
だから、皆が大きな功徳を受けてきたんです。
だから、歓喜と希望に満ちあふれていたんです。

 広布第二章の今、さらに新しい、その心意気を、その気概を、その決意を、燃え上がらせていくための『支部制』なんです。
名称や形式の問題ではありません」

 誰もが、決意に燃えた目で、伸一を見ていた。
彼の言葉は、皆の心に、深く、深く、染み渡っていった。

 「広宣流布といっても、どこか遠い、別のところにあると思うのは間違いです。
自分自身のなかにあるんです。
家庭のなかにあるんです。
近隣の人びととの絆のなかにあるんです。
創価の法友の輪のなかにあるんです。
そこに、模範の広布像をつくるんです。

 自身の足元を固めよう――これが、最も強調しておきたいことです。
足元を固めなければ、いかに組織が立派そうに見えても、結局、砂上の楼閣となってしまうからです」

葉桜/今日の俳句 第1284号

2013年05月15日 06時08分08秒 | 今日の俳句
    ◇葉桜/今日の俳句◇

    ◇※第1284号※◇


 2013年(平成25年)5月15日(水)


       ■


    ※今日の記念日※


※5月15日※
■ 沖縄復帰記念日
 1971年6月17日に宇宙中継によって東京とワシントンで結ばれた「沖縄返還協定」が1972年5月15日午前0時をもって発効し、沖縄の施政権がアメリカから日本に返還され、沖縄県が誕生した。
 日本政府側は「本土並み」の復帰を目指したが、実際には30以上の米軍基地や弾薬庫、演習場等が残され、その面積は全県の12%にも上った。

■ ストッキングの日
 1940年5月15日、アメリカのデュポン社がナイロン・ストッキングを全米で発売した。
 それまでアメリカのストッキング市場は日本の絹製のもので独占されていたが、これ以降、ナイロン製のものに王座を明け渡した。

■ ヨーグルトの日
 ヨーグルトを研究したロシアのメチニコフ博士の誕生日。
 明治乳業が制定したが、現在では特にイベントは行っていない。
 メチニコフ博士はブルガリアに長寿者が多いのはヨーグルトに含まれる乳酸菌のためであることを突き止めた。また、免疫に関する研究によりノーベル生理学・医学賞を受賞した。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



       ■


   ■※今日の俳句※■


 瀬の音して葉桜の山泊り
      神原栄ニ

 葉桜や発つときめたるときの雨
      久保田万太郎

 葉桜の下帰り来て魚に塩
      細見綾子


【季語の解説】
※ 葉桜。
 花時の桜は連日人を集め、その美しさを賞でられる。
 しかし花時を過ぎ余花となるころから、もとの静けさが戻り、訪れる人がなくなる。
 花が終り、サクラしべを地面がうす赤くみえるほど落とした後の桜は、なにかふっきれたかのようになり、こんもりとおびただしい数の葉をつける。
 枝垂桜の古木などは葉の重みで枝が地面についてしまうほどである。
 新緑の萌えたつ五月の桜並木ウを歩くと、青葉、若葉のトンネルとなり、吹きぬける風に一斉に葉を騒がわせる。
 あたりには桜餅の葉と同じ桜の葉の香りがほんおりとただよう。 

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】

■※細見綾子 (ほそみ-あやこ )※■
(1907-1997) 昭和-平成時代の俳人。
 明治40年3月31日生まれ。昭和4年松瀬青々の「倦鳥(けんちょう)」に入会。21年「風」創刊に同人として参加し,翌年主宰の沢木欣一と結婚。
 50年「伎芸天」で芸術選奨,54年「曼陀羅(まんだら)」で蛇笏(だこつ)賞。感性の美しさ,情感の豊かさに特色があった。
 平成9年9月6日死去。90歳。兵庫県出身。日本女子大卒。
【格言など】野の花にまじるさびしさ吾亦紅(われもこう)(「倦鳥」の初入選作)

【「【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)5月15日(水)より転載】
http://www.seikyoonline.jp/


     ※わが友に贈る※


  信心の成長は

  善知識にあり。

  一人で悩みを抱えず

  勇気を出して相談を!

  それが境涯を開く力に!

 
      ◇5月15日◇



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    ◇※寸 鉄※◇


 会長(SGI)は共生と融和という法華経の心を世界に宣揚ー博士(スペイン)。平和世紀の光源

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 きょう福島県婦人部の日。貴女の幸福が皆の幸福。希望広げる新生の太陽に

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 善人とは善くなる方向へ行動する人間だー哲人(デューイ)。自他共の幸福へ勇み進め

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 振り込め新名称「母さん助けて詐欺」。被害額は依然最悪。声掛けで撲滅

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 公明には民意を政治に反映させる仕組みがー教授。3千人の議員網(ネットワーク)に期待大


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 「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
 http://u-736632kazui.hatenadiary.com/

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