和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

常楽41〈小説「新・人間革命」〉

2016年02月19日 06時02分56秒 | 今日の俳句
【常楽41】

 一九七五年(昭和五十年)一月四日付の「聖教新聞」一面では、「学会本部では常住板御本尊の入仏式」と大々的に報じた。
 さらに、七七年(同五十二年)の十一月九日、日達法主が出席して、創価学会創立四十七周年を記念する法要が営まれた。学会本部を訪れた日達法主は、師弟会館の「創価学会常住御本尊」などに読経・唱題し、慶祝の意義をとどめたのである。
 ところが七八年(同五十三年)になって一部の僧らが、学会は勝手に御本尊を謹刻したと騒ぎだしたのだ。日達法主が、七八年六月の教師指導会で次のように指導したというのである。
 「学会の方で板御本尊に直したところがあります。それは私が知らなかった。しかし、あとで了解をして、こちらも承認したのだから、そういうことをつついて、お互いに喧嘩しないように」
 学会批判を繰り返す僧たちは、この発言を使って攻撃を始めた。「猊下は『知らなかった』と言われた。学会は偽本尊を作った」などと騒ぎ立てたのだ。
 あまりにも理不尽な話である。
 また、日達法主の教師指導会での発言は、“承認したのだから、つついて喧嘩してはならぬ”という趣旨であることは明白である。ところが彼らは、その指導に反して攻撃に狂奔したのである。
 もともと、紙幅の御本尊を板御本尊にすることは、宗内では数多く行われてきたことであった。副会長の泉田弘も、日達法主から、こう聞いていた。
 「御本尊は、お受けした人の宝物だから、粗末にするならともかく、大切にするためであれば、板御本尊にするのは自由だよ。他人がとやかく言うものではない」
 しかし、宗門僧たちは、衣の権威をかざして、狡猾かつ卑劣に、学会に対して圧迫を加えてきたのである。
 正義なればこそ、学会を陥れようと、障魔は猛り、烈風は常にわれらを襲う。

【「聖教新聞」2016年(平成28年)2月18日(木)より転載】


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春の山/今日の俳句 ≪第2051号≫

2016年02月19日 05時48分47秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)2月19日(金)≫(旧暦1/12)


 春の山うしろから烟が出だした
        尾崎放哉

 春山に二十四孝の屏風立つ
        石川真青

 船に酔うて子の手冷たし春の富士
        中島斌雄

 楢の葉を綴ぢし氷や春の山
        細見綾子

 春山を越えて土減る故郷かな
        三橋敏雄
                       


※ 春の山・春山(しゅんざん)・春山辺・春嶺
 早春、まだ冬山の姿をとどめているときでも、春の山は何か色めき立つ感じがする。春が深まり、草が青み、木の芽が膨らみ始めると、生気がみなぎり、春色が濃くなる。木の芽が光り、小鳥がさえずり、人声が楽しげに響くのは、彼岸を過ぎてからである。

 
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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       ※☆*わが友に贈る*※

 大自然と共に生きる

 農漁光部の友よ!

 尊き奮闘は地域の光だ。

 豊かな知恵と忍耐で

 理想の郷土を築きゆけ!


       2016年2月19日




       ※☆*寸 鉄*☆※


 会長は仏教の精神が現代に生きていることを示した―博士。幸福への指標
      ◇
 第2宮城総県の日。試練の冬越え福光の春へ!希望と励ましの対話を拡大
      ◇
 新しい発展に参加することは最大の幸せ―飛行士青年こそ変革の主役なり
      ◇
 情報危機1位はネット銀行・カードの不正利用と。暗証番号の管理など堅く
      ◇
 高齢者の転倒事故多発。凍結路・雪道の他、自宅の中でも。声掛け絶やさず

【聖教新聞:2016年(平成28年)2月19日(金)付】



      ※☆*名字の言*※

長らく学会活動から離れている婦人部員がいた。地区婦人部長が訪問激励を重ね、ようやく会って話せるように。やがて、本部幹部会の中継行事に、一緒に参加する約束ができた

当日、2人で地元の会館へ。放映中、地区婦人部長は驚いた。プログラムが学会歌の演奏に入った時、その婦人が大粒の涙を流し始めたのだ。終了後、婦人が理由を語ってくれた

――未来部時代、学会の鼓笛隊で先輩たちから信心を学んだ。だが両親への反発など、さまざまな理由で高校卒業後は学会と距離を置いた。考えが変わり始めたのは結婚後、多くの悩みに直面してから。中継行事への参加も、氷のようになっていた心を解かすきっかけになるかも、と思ったからだった

そこで学会歌を聞き、不意に記憶がよみがえったという。“これ、鼓笛隊の時、一生懸命に練習した曲だ”。自身の「原点」に気付き、歓喜とも決意ともつかぬ涙になった。以来、婦人は学会活動に参加し始めた

「原」の字は、「厂」(がけ)から「泉」が湧く様子を表し「源」にも通じる。原点を確かめ合うことから、新たな信心の清流が通い始める。そうした対話を待っている友が、必ずいる。きょうは二十四節気の「雨水」。雪や氷が解け始め、水ぬるむ時期である。(洋)


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月19日(金)付】


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春の山/今日の俳句 ≪第2051号≫

2016年02月19日 05時39分29秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)2月19日(金)≫(旧暦1/12)


 春の山うしろから烟が出だした
        尾崎放哉雄

 春山に二十四孝の屏風立つ
        石川真青

 船に酔うて子の手冷たし春の富士
        中島斌雄

 楢の葉を綴ぢし氷や春の山
        細見綾子

 春山を越えて土減る故郷かな
        三橋敏雄
                       


※ 春の山・春山(しゅんざん)・春山辺・春嶺
 早春、まだ冬山の姿をとどめているときでも、春の山は何か色めき立つ感じがする。春が深まり、草が青み、木の芽が膨らみ始めると、生気がみなぎり、春色が濃くなる。木の芽が光り、小鳥がさえずり、人声が楽しげに響くのは、彼岸を過ぎてからである。

 
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡




       ※☆*わが友に贈る*※

 大自然と共に生きる

 農漁光部の友よ!

 尊き奮闘は地域の光だ。

 豊かな知恵と忍耐で

 理想の郷土を築きゆけ!


       2016年2月19日




       ※☆*寸 鉄*☆※


 会長は仏教の精神が現代に生きていることを示した―博士。幸福への指標
      ◇
 第2宮城総県の日。試練の冬越え福光の春へ!希望と励ましの対話を拡大
      ◇
 新しい発展に参加することは最大の幸せ―飛行士青年こそ変革の主役なり
      ◇
 情報危機1位はネット銀行・カードの不正利用と。暗証番号の管理など堅く
      ◇
 高齢者の転倒事故多発。凍結路・雪道の他、自宅の中でも。声掛け絶やさず

【聖教新聞:2016年(平成28年)2月19日(金)付】



      ※☆*名字の言*※

長らく学会活動から離れている婦人部員がいた。地区婦人部長が訪問激励を重ね、ようやく会って話せるように。やがて、本部幹部会の中継行事に、一緒に参加する約束ができた

当日、2人で地元の会館へ。放映中、地区婦人部長は驚いた。プログラムが学会歌の演奏に入った時、その婦人が大粒の涙を流し始めたのだ。終了後、婦人が理由を語ってくれた

――未来部時代、学会の鼓笛隊で先輩たちから信心を学んだ。だが両親への反発など、さまざまな理由で高校卒業後は学会と距離を置いた。考えが変わり始めたのは結婚後、多くの悩みに直面してから。中継行事への参加も、氷のようになっていた心を解かすきっかけになるかも、と思ったからだった

そこで学会歌を聞き、不意に記憶がよみがえったという。“これ、鼓笛隊の時、一生懸命に練習した曲だ”。自身の「原点」に気付き、歓喜とも決意ともつかぬ涙になった。以来、婦人は学会活動に参加し始めた

「原」の字は、「厂」(がけ)から「泉」が湧く様子を表し「源」にも通じる。原点を確かめ合うことから、新たな信心の清流が通い始める。そうした対話を待っている友が、必ずいる。きょうは二十四節気の「雨水」。雪や氷が解け始め、水ぬるむ時期である。(洋)


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月19日(金)付】


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