和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

常楽48〈小説「新・人間革命」〉

2016年02月27日 05時40分53秒 | 今日の俳句
【常楽48】法悟空 内田健一郎 画 (5736)

 「永遠の青春」の四番、「ああ疲れにも いざ立ちて 永遠の青春 再びと」の歌詞には、山本伸一の、“指導部は永遠に広宣流布の勇者たれ!”との思いが託されていた。
 また、次の「見渡す彼方は 天に華 翼に乗りて 今日もとぶ」の歌詞には、“三世にわたる仏法の法理を強く確信し、若々しく、歓喜あふれる日々を送ってほしい”との祈りが込められていた。
 日蓮大聖人は、「須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき」(御書四六七ページ)と仰せになっている。自行化他の信心に励み、人びとの幸せを願い、仏法を教え、友を励ましていく。それこそが、今生人界の思い出となると言われているのだ。
 人間として生まれ、正法に巡り合えたからこそ、広宣流布の大偉業に連なり、人びとに仏法を語って、地涌の菩薩の使命を果たしゆくことができる。そう自覚するならば、学会活動に参加できることに、無上の喜びを感じざるを得まい。
 そして、どれだけの人に法を説き、発心を促し、人材を育てていくか――そこに人生の最高の充実があり、それは、そのまま永遠不滅の光を放つ生命の財宝となるのだ。
 「あの人が通ってくれたから、今の幸せがある」「あの時の指導と激励で、私は奮起した」と感謝される人生こそが、広宣流布の勇者の誉れなのである。
 伸一の指導部への期待は大きかった。
 日本の未来を思い描く時、未曾有の高齢社会が訪れる。人びとが幸せな晩年を送っていくためには、年金や就労、介護などの問題とともに、各人が、いかなる人生観、死生観をもって、生き生きと創造的に日々を過ごしていくかが、重要なテーマとなる。つまり、人間の心の在り方が問われるのだ。
 仏法という生命の法理を人生の哲学として、友のため、地域のために、はつらつと汗を流す信心の先輩たちの姿は、老後の生き方の模範を示すものとなろう。

【「聖教新聞」2016年(平成28年)2月27日より転載】


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春の野/今日の俳句 ≪第2059号≫

2016年02月27日 05時24分57秒 | 今日の俳句

≪2016年(平成28年)2月27日(土)≫(旧暦1/20)


 我も夢か巨勢の春野に腹這へば
       河原枇杷男

 春の野を持上げて伯耆大山
         森澄雄

 五合庵天にも春野にも近し
        落合水尾

 春の野の高き彼方や道消ゆる
       佐久間法師

 雲翳す陰に親しむ春野kじゃな
       西岡十四王



※ 春の野・春野
 変化に富んでいる。早春風が寒くまだ雪が残っているころから、早くも蕗の薹が萌え出て、セリやヨメナを摘む季節を迎える。
 麦が青々と伸び、雲雀が囀る仲春から、菜の花が咲き、梅・桃・桜を始め、野の花々が咲き乱れ、蝶が舞い、蛙が鳴く晩春にいたるまで、春の野の景観は見飽きることがない。


【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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       ※☆*わが友に贈る*※


 後継の育成こそ

 万代の発展の礎だ。

 未来部担当者の偉大な

 貢献に心から感謝!

 人類の宝を頼む!


       2016年2月27日



       ※☆*寸 鉄*☆※

 信仰は「無限の向上」の異名―恩師。挑戦の人は美しい。今日より明日へ
      ◇
 各地で「女性の日」。希望の春光送る創価の太陽よ万歳!朗らかに幸福道を
      ◇
 「余念なく一筋に」御書。徹して祈り語る人を諸天は賛嘆。黄金の歴史残せ
      ◇
 「感謝」を伝えれば相手だけでなく自分も幸せに―研究。知恩報恩の人に
      ◇
 暗黒企業対策で就活生に職場情報開示へ。若者は未来の主役。断じて守れ


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月27日(土)付】



      ※☆*名字の言*※

フィギュアスケートの四大陸選手権で初優勝した宮原知子選手が、今季から始めたことがある



報道によると、最初の準備運動から滑り終えた後の調整までの一連の動きを、練習でも試合でも全く同じにした。公式練習でも、他の選手が練習用のウエアで臨むことが多い中、宮原選手は必ず本番の衣装を身に着けたという。試合でも測ったように完璧な演技を見せた



五輪3連覇を果たした柔道の野村忠宏選手が大学2年のころ。7分間の練習(乱取り)を10本行うことを日課としていたが、恩師から叱咤を受ける。君は70分間を乗り切ることを計算して練習していると。「これからは時間を気にするな」「自分の限界までとことん追い込め。途中でバテたら、そこで休んでいいから」(『戦う理由』学研パブリッシング)



それからは最初から飛ばした。限界と感じたところから「なにくそ」と再チャレンジ。あと5分、もう5分と稽古ができるようになり、壁を破ることができたという



池田SGI会長が創大野球部に贈った指針に「練習は実戦 実戦は練習」との言葉があるが、深い勝負哲学であることを知った。人生も同じ。いつか本当の実力を出すというのではなく、きょうを全力で生きたい。そこから必ずや希望の活路は開かれる。(進)


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月27日(土)付】


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