和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

春光/今日の俳句 ≪第2046号≫

2016年02月14日 06時42分43秒 | 今日の俳句

≪2016年(平成28年)2月14日(日)≫(旧暦1/7)



 たかだかと春光とらふ竹とんぼ
      うまいいつこ

 春光の窓を開いて四の五の言う
        田沼文雄

 春光の小さき名刺を受けにけり
        町野昭人

 春光や浦に住みつき争はず
       佐野まさる

 春光きららくぐりたいだけくぐる
        塩見恵介


※ 春光
 麗らかな春の日差し、明るい日光をいうのだが、本来は春景色・春の風光といった広い意味を持った言葉である。春の日光が燦々と降り注ぐ景色から、狭義の日の光の意に転じ、今日俳句では殆ど景色の意味には用いられない。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】






彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



       ※☆*今週のことば*※

 逆境と戦う不屈の心が

 未来の勝利を開く。

 「大悪を(起)これば大善」

 大確信の唱題で

 朗らかに前へ進め!


       2016年2月14日




       ※☆*寸 鉄*☆※


 学会の座談会に本当の人間の精神を感じた―博士。全員が主役の友情広場と
      ◇
 きょう岡山の日。師弟の誓いは後継の胸に赤々!希望の春呼ぶ対話勇んで
      ◇
 厳寒の中、創価班・牙城会・白蓮Gよ、有難う!尊き陰徳に無量の陽報が
      ◇
 人間の脳は人や社会の為に活動するほど活性化―専門家。多宝の友が証明
      ◇
 世界の平均気温、2年連続で最高更新。持続可能な未来へ文明の転換急げ

【聖教新聞:2016年(平成28年)2月14日(日)付】



      ※☆*名字の言*※


大阪市中央公会堂の近くにある大阪取引所。白亜の建物の前にある像が今、人気の観光スポットになっている。大阪の経済発展に功績を残した五代友厚の像で、NHKの朝の連続テレビ小説の影響だ

「東の渋沢、西の五代」といわれ、日本資本主義の父・渋沢栄一と並び称される五代は、数多くの事業を起こすが、その多くは共同事業である。明治初期はまだ、商売や事業が「家業」として行われていた時代。さまざまな人々と手を結び事業を展開する手法は、当時としては斬新だった

「商社合力」。五代は、自らの事業の進め方をそう表現した。渋沢もまた、自らの事業に対する考え方を「合本主義」と語った。多くの人と団結して事業を進めていくことを、2人は信念とした(『商都大阪をつくった男 五代友厚』NHK出版)

「組織」というと硬い感じがするが、「大きな目的のために、皆が助け合う仕組み」であり、学会の組織も同じだ。三代会長が築いた人間の組織があるから、一人一人がどんな宿命の嵐にも立ち向かえる。世界広宣流布という壮大な平和への大事業も実現できる

「弱く不甲斐ない者であっても、助ける者が強ければ倒れない」(御書1468ページ、通解)。今月の座談会で学ぶこの一節をかみしめたい。  (芯)


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月14日(日)付】


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡