和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

御書と歩む (3)

2016年02月05日 17時40分00秒 | 今日の俳句
彡☆SGI会長が贈る指針☆*……☆★☆……☆★☆*☆……☆☆彡

報恩の一念から無限の力が

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仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか
(報恩抄、293頁)

(通解)

仏教を学ぼうとするものが、どうして父母の恩、師匠の恩、国の恩を忘れてよいだろうか。。この大恩に報いるには、仏法を完全に習得し、智慧のある人になってはじめて可能となるのではないか。



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▽同志の指針▽

 断じて師匠の大恩に報いるのだ!--私は、この一念で広宣流布のあらゆる突破口を開いてきた。
 あの蒲田での「2月闘争」も、戸田先生に喜んでいただきたいとの弟子の誓願が成就したものである。
 報恩の心は強く深い。豊かである。「師弟」に生き抜けば、無限の力が出る。自身の壁を大きく打ち破れる。必ず全てに勝利できるのだ。

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〈小説「新・人間革命」〉 常楽 三十 2016年2月5日

2016年02月05日 16時07分50秒 | 今日の俳句
【常楽30】

 十月二十一日の本部幹部会で、婦人部歌「母の曲」とともに発表された茨城県歌「凱歌の人生」の歌詞には、山本伸一の“すべてに勝利の茨城であれ!”との、強い、強い、期待が込められていた。
 彼は、茨城県は多様性に富み、未来創造の新モデルとなる県であると感じていた。
 多くの県が、県庁所在地などへの一極集中化が見られるなかで、茨城県は多極化し、人口も分散しているという特徴がある。
 県央の水戸市に県庁が置かれ、県北の日立市をはじめ太平洋沿岸では工業化が進み、南東部では鹿島港を中心に臨海工業地帯が広がっている。南部には筑波研究学園都市がつくられ、科学研究の最先端を担い、土浦など、一帯は首都圏の拡大にともない、東京のベッドタウンとなっている。
 その一方で、県西部をはじめ、県のほとんどが関東平野に位置し、農業も盛んである。霞ケ浦など湖沼も多い。また、袋田の滝や水郷など観光資源にも恵まれている。
 多様性に富んだ茨城は、日本一国の縮図でもある。その茨城の各地域で、広宣流布の勝利像、モデル像がつくられていくならば、それはそのまま、二十一世紀の勝利への道しるべを打ち立てることになる。そして、そこに、茨城の担うべき大使命があると、伸一は考えていたのだ。
 その新しき前進のためには、各人が自身の殻を破り、境涯革命していくことが肝要である。心を大きく開き、柔軟に人びとを包み込むとともに、何があっても負けない粘り強さ、忍耐力を培うことである。
 自分の「我」に固執すればするほど、人との溝が深まり、世界は狭くなっていく。地域の繁栄も、広宣流布の伸展も、皆が進取の意気に燃え、広い心で、団結していくなかにこそある。
 広い心もまた、忍耐に裏打ちされている。忍耐は、すべての勝利の道につながる。
 伸一は、茨城の大飛躍のために、「耐え勝つ」ことを命に刻んでほしかった。

【「聖教新聞」2016年(平成28年)2月5日(金)より転載】


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早春/今日の俳句 ≪第2037号≫

2016年02月05日 06時41分42秒 | 今日の俳句

≪2016年(平成28年)2月5日(金)≫(旧暦12/27)


 立春の海よりの風海見えず
         桂信子

 立春の雪のふかさよ手鞠唄
        石橋秀野

 早春の風樹にひかり充ち充つごと
       赤城さかえ

 立春の耳から目覚めていることよ
       津田このみ

 早春のざわざわとする山河かな
        高橋将夫



※ 早春・初春(しょしゅん)・春の初め。
 立春後しばらくの間の時候。だいたい二月中と見てよかろう。目に見えるもの耳に聞こえるものすべてが春は名ばかりという感じである。「初春」は「はつはる」と読むと新年の季語になるので注意を要する。
→春浅し。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




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       ※☆*わが友に贈る*※



 「まことの信心」は
 苦難の時に試される。
 いざという時に
 決然と一人立つ
 真正の勇者たれ!


         2月5日


       ※☆*寸 鉄*☆※



核兵器廃絶への会長(SGI)の指導力は傑出ー元国連次長(チョドリ)。世界の民衆の声を一つに
          ◇
立派な者は仲間を立派にするー哲人(ギリシア)。自分以上の人材を輩出。発展の鉄則
          ◇
「世間の法が仏法の全体」御書。地域・職場で光る大誠実と信頼に賢者たれ
          ◇
農水産物の輸出額が3年連続で過去最高。安全・美味な日本の食に熱視線
          ◇
流感(インフルエンザ)が1週間で倍増。大流行の恐れと。手洗い・うがい怠らず予防を強化



【聖教新聞:2016年(平成28年)2月5日(金)付】



      ※☆*名字の言*※


障がいの三重苦に屈せず、福祉事業に尽くしたヘレン・ケラー。その可能性を開花させたのは教師アン・サリバンといわれるが、2人を引き合わせたのは、電話を発明したグラハム・ベルだった。

ベルは聴覚障がい者の教育に携わっていた。文明史を変えた電話の発明も“耳が聞こえない人々を、孤独から救いたい”との思いで始めた研究がきっかけだった。(『孤独の克服 グラハム・ベルの生涯』NTT出版)。後にヘレンは、ベルとの出会いを「私を闇から光へ、孤独から友情、知識、愛の世界へ導いてくれる門戸」(岩橋武夫訳)と記した

“真の贅沢とは、人間関係の贅沢だ”と三=テグジュべりは書いたが、人生で、孤独ほどつらいものはなく、人との出会いほどの宝はない

長野のある婦人部員は、毎日、会った人をノートに記録することが日課だった。「次、いつ会えるか分からないから」と、会う人に真心の励ましを続け、この4年で4人を入会に導く。「一緒に信心する人が増えれば、自分が背負う悩みも多くなる。でも、励まし合える心の絆は、それ以上に強く太くなります」

良き人との交流は、人生を豊かにする。多くの友情に包まれ、自分も、相手にとって「良き人」となるよう努力する人生に、悲嘆の闇はない。  (市)



【聖教新聞:2016年(平成28年)2月5日(金)付】


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