和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

革心50/小説「新・人間革命」

2015年06月27日 06時35分36秒 | 新・人間革命


【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 6月27日(土)より転載】

【革心50】


 山本伸一は、梅園新村記念館を見学しながら、妻の峯子に言った。

 「中国の改革のために奔走された周総理と頴超先生が、一緒に過ごされた時間は、世間一般の夫婦と比べれば、決して長くはなかったはずだ。しかし、互いに、深い愛情と尊敬、信頼で結ばれていたと言われている。それは、お二人が、“夫婦”というだけでなく、“同志”の絆に結ばれていたからだろうね」                          

 “夫婦”も、相手を見つめ合うだけの関係であれば、その世界は狭く、互いの向上も、前進も乏しい。しかし、二人が共通の理想、目的をもち、共に同じ方向を向いて進んでいく“同志”の関係にあるならば、切磋琢磨し、励まし合いながら、向上、前進していくことができる。

 夫婦愛、そして同志愛に結ばれた夫婦の絆ほど、強く、美しいものはない。

 周恩来・頴超夫妻の間には、「八互原則」があったという。



   一、互愛(互いに愛し合う)

   二、互敬(互いに尊敬し合う)

   三、互勉(互いに励ましあう)

   四、互慰(互いに慰め合う)

   五、互譲(互いに譲り合う)

   六、互諒(互いに諒解し合う)

   七、互助(互いに助け合う)

   八、互学(互いに学び合う)



 夫妻は、常に、この精神に立ち返って、愛と信頼の絆を、より強く結び合いながら、新中国の建設をめざしてきたのであろう。

 峯子は、伸一を見て言った。

 「頴超先生にお会いしたら、お伺いしたいことが、たくさんありますね」

 続いて訪中団一行が訪れたのは、南京東部郊外の紫金山であった。ここは、孫文の墓所「中山陵」があることで有名だが、まず伸一たちが訪れたのは、中日友好協会の廖承志会長の両親であり、孫文や周恩来らと共に新しい中国の建設のために戦った、廖仲・何香凝夫妻の墓所「廖陵」であった。
                       

                            

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水鶏/今日の俳句 ≪第.1816号≫

2015年06月27日 05時19分44秒 | 今日の俳句




  水鶏笛きつと芭蕉を呼び寄せる
       松田ひろむ


  水鶏鳴き夕ぐれ深む舟溜り
       小宮梨夫


  水鶏啼き高野は真夜も杉匂ふ
       神尾久美子


  水鶏たたく五湖の一つの昏れにけり
       岡本爽子


  ほろほろと水鶏の月のこぼれ雨
       山本杜城




※ クイナ科の鳥の総称。水鶏・緋水鶏などがあるが、和歌などに詠まれてきたのは、緋水鶏で、顔面から腹にかけて赤栗色。足は赤色。沼や沢などの湿地に好んで生息する。
 繁殖期の夜に、雄がキョッキョッキョッと戸を叩くような声で鳴く。それを「水鶏叩く」という。「水鶏笛」は水鶏を誘い出す笛。                            
                       
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】






     ※わが友に贈る※


  毎日が出発であり

  新たな建設の戦いだ。

  わが目標へ向かって

  たゆまぬ挑戦を!

  黄金の自分史を綴れ!


        2015年6月27日





     ※☆*寸 鉄*※


会長(SGI)の言葉は情熱的で心揺さぶり壁を破る力がー博士(アメリカ)。不二の弟子よ走れ

       ◇

御聖訓「語はふみにつくさず」。個人指導は会うのが根本。奮闘の友称えよ

       ◇

未来部の日。結成45周年万歳。生涯、師と共に同志と共に。青春の誓い貫け

       ◇

強き生命力と逞しき智慧で人生を支配せよー恩師。題目こそ最強無敵の利剣

       ◇

各地で大雨。河川増水・土砂災害に警戒。無冠の友よ呉々も、安全最優先で
                   




     ※名字の言※


明治を代表する歌人・正岡子規を生んだ四国。出身地の愛媛・松山は「俳都」と呼ばれ、全国の高校生が競う「俳句甲子園」も、今夏で18回目を迎える



アラブ首長国連邦の著名な詩人、シハブ・ガネム博士一行が今月4日、お隣・香川県の四国研修道場を訪れた。博士は「世界桂冠詩人」である池田名誉会長の詩をアラビア語に翻訳するなど、その思想と行動に深い敬意を寄せる



研修道場では、1981年11月、名誉会長が青年たちの思いに応え、「紅の歌」を作詞した歴史が話題になった。推敲は二十数回にわたった。その軌跡を物語る、当時の原稿に目を落とした博士。「まるで詩作を教えているようですね」と、青年のための精神闘争に、感嘆の声を上げた



名誉会長が体現してきた「詩心」。それは、日本人の一般的なイメージとは異なる。世の喧騒から離れ、花鳥風月にふけるのみが詩人ではない。「詩心」の真髄とはーー名誉会長は語る。「それは、一切を『人間のために』との心であります」



「人間のために」との信念のゆえに、詩人は、その尊厳を踏みにじるものとは戦わざるを得ないのだ。その意味で、現実社会の中で、人間の幸福のために語り、動く民衆の中にこそ「詩心」は光っている。この誇りと決意で進みたい。           (守)
                                  


【聖教新聞:2015年(平成27年)6月27日(土)付】



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6月26日(金)のつぶやき

2015年06月27日 01時45分55秒 | 今日の俳句

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【宮家邦彦】日本を孤立させるはずが自分が孤立してしまった韓国wwwあさラジ!2015年6月26日(金) goo.gl/jGqTMO


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