和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

海水着/名字の言 ≪第.1795号≫

2015年06月06日 06時47分34秒 | 今日の俳句

◆民音 壮麗な舞劇(ダンスドラマ)朱鷺 東京公演

 夜の公演には、中国の程永華駐日大使をはじめ5カ国の大使および大使館関係者が訪れ、鑑賞した。
 舞劇「朱鷺」は両国友好を象徴するトキをモチーフに、民音と中国人民対外友好協会、上海文化発展基金会、上海歌舞団などが共同制作。構想から約4年の歳月を経て完成し、今月から全国での公演がスタートした。
 トキは20世紀、乱獲と生息環境の悪化により激減。国際保護鳥となったが、日本では野生絶滅した。しかし、中国から2羽のトキが日本に贈られ、日中相互の協力により、佐渡トキ保護センターで繁殖・放鳥に成功。トキは今、日中友好のシンボルとして大空を舞っている。
 公演では、中国を代表する総合芸術団体である上海歌舞団が美しい衣装に身を包み、洗練されたしなやかな舞で、トキと人間との共生のドラマを熱演。会場に万雷の拍手が鳴り響いた。
 今回の日本公演について、上海歌舞団の陳飛華団長は語った。
 「日本の皆さんが情熱をもって見てくださっていることに感動しています。中日両国が協力して素晴らしいステージをつくり上げること自体が、両国友好の促進につながります。この作品が、鑑賞した方々にとって、中日の友好、そして、人間と自然との共生という課題について考えるきっかけになることを願っています」
 公演は、7月末まで、全国29都市で開催される。

【SEIKYO online:2015年 6月5日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html





     ※今日の俳句※



  鞄より水着出すとてすべて出す
       山口波津女



  父と子の水着あゆめり逗子銀座
       草間時彦



  真水にて絞れば水着一とにぎり
       新田祐久



※ 海水着・水着・海水帽
 海水浴や水泳、水遊びなどで着用するもので水着ともいう。毎年、流行の形や色・素材が話題になり、夏の海岸はカラフルな海水着で溢れ、あたかもお花畑のように見える。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  皆が主役と輝く

  小さな集いが大切だ。

  宝の友と朗らかに

  語り 励まし合って

  歓喜の人生を共に!
  

        2015年6月6日





     ※☆*寸 鉄*※


牧口先生の生誕日。創価三代の闘争で日蓮仏法は世界へ。後継よ勇み続け

     ◇

「関東婦人部の日」万歳。太陽の母の心は朗らか!大確信の声で平和を拡大

     ◇

「城の主剛ければ守る者も強し」御書。幹部率先が学会の魂。一波が万波に

     ◇

時代を動かすものは人格であるー作家(ワイルド)。誠実一路の行動を。そこに勝利が

     ◇

各地で梅雨入り。大雨や土砂災害などに警戒を。前前の用心で備え怠るな






     ※名字の言※


日本の主だった思想著作を収めた『日本思想体系』(岩波書店)は、全67巻におよぶ。その54巻が『吉田松陰』。ひもとくと、他の思想家とは、その内容が一線を画していることに気付く



大半は、松下村塾の塾生らに送った手紙(書簡)や日記などで、いわゆる論文の類いは、ごくわずか。その理由を、思想史家の藤田省三氏が巻末につづっている。「松陰には主著はなく、彼の短い生涯そのものが彼の唯一つの主著なのであった」。常に“実行第一”で、弟子を、出会った人々を感化し続けた、松陰の人生を物語っている



仏法の真髄は「行躰側信心」である。理論を学んでも、それが実践の中に昇華されなければ意味がない。いわば「行動で語る」「振る舞いで語る」ことを求めている



牧口常三郎初代会長は、新幹線もなく、旅客機も大衆の足ではなかった時代、「一人」を励ますため、ある時は東北へ、ある時は30時間がかりで九州へ足を運んだ。晩年に至ってなお「一日一日、進歩する人が、青年である」との信念を貫いた



きょう、初代会長の生誕144周年を迎えた。“創立の父”の志を受け継ぎ、私たちもまた一日一日、新たな出会いを、新たな対話を、新たな前進を!“永遠の青年”と輝く行動を開始したい。     (誠)




【聖教新聞:2015年(平成27年)6月6日(土)付】 



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革心33/小説「新・人間革命」

2015年06月06日 05時13分15秒 | 新・人間革命


【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 6月6日(金)より転載】

【革心33】


 九月十四日の午後三時、山本伸一たち訪中団一行は、蘇州から列車で無鍚(むしゃく)に移動した。無鍚(むしゃく)駅には、四、五十分で到着した。

 ここでは、中国の四大湖の一つである太湖を遊覧しながら、無鍚市の関係者らと、友誼の語らいが弾んだ。

 翌十五日は、陶器の生産で有名な江蘇省宣興県の「宣興紫砂工芸工場」を訪問。さらに百五十万年前にできたとされる鍾乳洞「善巻洞」にも足を延ばした。

 伸一たちは、行く先々で対話の橋を架け、午後四時前、無鍚から列車に乗り、南京へ向かった。。やがて美しい夕焼けが車窓を包んだ。

 南京到着の二十分ほど前、日本人の青年がやって来て、伸一に話しかけた。

 「創価学会の山本会長ですね」

 「はい、そうですが……」

 青年は、「私は学会員ではありませんが」と前置きして自己紹介した。彼は、東京で海運会社に勤め、研修に参加するため、中国に来たのだという。

 青年は、意を決したように切り出した。

 「実は、お願いしたいことがあります。私の職場に、熱心に信仰に励んでいる学会の女子部員がいます。その方が、今日、結婚式を挙げられます。山本先生の姿をお見受けしたので、ぜひ記念に祝福の言葉をいただければと思い、お願いにあがりました」

 「そうですか。そのために、私のところへ来てくださったんですか……。ありがとう! では、句をお贈りしましょう」

 青年は、自分の手帳を差し出した。

 すぐに伸一は、一句を認めた。

 --「中国で ふたりの幸を 祈る旅」

 わがことのように喜ぶ青年を見て、その女子部員が、職場で大きな信頼を勝ち取っていることが感じられ、嬉しかった。信頼の輪の広がりこそ、広宣流布の広がりとなっていく。

 「どうか、結婚するお友だちに、くれぐれもよろしくお伝えください」

 伸一は、新郎新婦の末永い幸福と健康を願って、心で題目を送った。


 


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6月5日(金)のつぶやき

2015年06月06日 01時49分32秒 | 今日の俳句