和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

人材城(二)小説「新・人間革命」

2012年04月11日 10時53分54秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)4月11日(水)より転載】
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人材城2(4/11)
 熊本県青年部長の勝山平八郎は、山本伸一に指名され、会館の由来を三行ほど読んだ時、言葉がつかえた。

 「法旗翩翻と」の「翩翻」の読み方が、頭に浮かんで来ないのだ。思い出すまでに、二、三秒かかった。さらに、その数行あとの「聳ゆ」でつまずき、最後の段落の「冀くは」で、また、口ごもってしまったのである。

 読み終わった勝山の額には、汗が噴き出ていた。

 伸一は、勝山に言った。

 「県青年部長が、会館の由来も、朗々と読めないのでは、みっともないよ。県の中心会館となるのが熊本文化会館なんだから、碑文は事前によく読んで、しっかり、頭のなかに刻みつけておくんです。急に言われて、上がってしまったのかもしれないが、そういう努力、勉強が大事なんです。

 戸田先生の、青年に対する訓練は、本当に厳しかった。『勉強しない者は、私の弟子ではない。私と話す資格もない』とさえ言われていた。

 お会いした時には、必ず、『今、なんの本を読んでいるんだ』とお聞きになる。いい加減に、本の名前をあげると、『では、その作品は、どんな内容なんだ。内容を要約して言いなさい』と言われてしまう。ごまかしなんか、一切、通用しませんでした。

 戸田先生が厳愛をもって育んでくださったおかげで、今日の私があるんです。

 青年は、未来のために、どんなに忙しくても、日々、猛勉強するんだよ」

 青年部のメンバーは、全員が創価学会の後継者であり、次代の社会を担うリーダーたちである。ましてや、県青年部長といえば、各県の青年の要である。県の各界の要人と会い、対話する機会も少なくない。

 それだけに伸一は、教養を深く身につけ、一流の人材に育ってほしかった。だから、あえて、厳しく指導したのだ。彼が、熊本に足を延ばした最大の目的も、青年と会い、青年を指導、激励することにあったのである。



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平凡にして偉大な幸福の太陽たれ!【御書とともに】(74)

2012年04月11日 05時34分30秒 | 今日の俳句
  御書とともに【74】

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【「聖教新聞」平成24年4月11日(水)より転載
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  名誉会長が指針を贈る  

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 平凡にして偉大な幸福の太陽たれ!


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 夫(それ)信心と申すは別(べち)にはこれなく候、
 妻のをとこ(夫)をおしむが如くをとこの妻に命をすつるが如く、
 親の子をすてざるが如く・子の母にはなれざるが如くに、
 法華経釈迦多宝・十方の諸仏菩薩・諸天善神等に信を入れ奉りて南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり
 (妙一尼御前御返事、1255頁)


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【通解】
 そもそも信心というのは特別なものではない。
 妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、
 また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、
 法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、
 南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである。


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【同志への指針】

 信心とは、最も人間らしい心の発露である。家族を慈しみ、わが子を守り抜く。
 そうした心のまま御本尊に向かえばよいのだ。

 ヤング・ミセスの皆様は日々、現実の中で奮闘されている。
 身近な生活こそ人間革命の劇場である。
 今日も、賢く、朗らかに「幸福の太陽」を輝かせゆかれんことを!


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種蒔/No.887・2012年(平成24年)4月11日(水)

2012年04月11日 05時21分31秒 | 今日の俳句
種蒔/No.887・2012年(平成24年)4月11日(水)


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【ブラジル】発展する教育都市[イタペパ市]が池田SGI会長を名誉市民に



[市議会議長]
 “世界市民の模範の人”を迎えることは市の誇り



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 ブラジルのサンパウロ州イタペパ市から、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉市民証」が贈られた。
 これは世界的な「平和の文化」拡大への貢献を讃えて、本年2月に市議会の全会一致で決議されたもの。
 授与式は4月2日(現地時間)、市議会議場で行われ、同市の首脳が一堂に会する中、証書が、ルイス・カバニ市長からブラジルSGIの代表に託された。


━◆◆聖教新聞◆◆━━
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4月11日(記念日)
■ メートル法公布記念日。
 1921のこの日、改正「度量衡法」が公布され、それまでの尺貫法などとの併用から、メートル法のみに一本化することが定められた。
 しかし、根強い反対運動により施行は無期延期となり、メートル法への完全移行は1951年の新「計量法」施行でようやく行われた。

■ 中央線開業記念日。
 1889年のこの日、東京の中央線の前身である甲武鉄道・新宿~立川が開業した。

■ ガッツポーズの日。
 1974年のこの日、ボクシングWBCライト級タイトルマッチで、ガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに勝利した。
 その時両手を挙げて喜びを表わした姿を新聞記者が「ガッツポーズ」と表現したのが、ガッツポーズという言葉が広まるきっかけとなった言われている。


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    今朝の一句

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 種蒔もよしや十日の雨ののち
      与謝 蕪村

 種蒔くや大地に曲る妻の胴
      沢木 欣一

 三輪山の影なる中に種おろす
      福田千栄子


■ 種蒔→種おろし・すぢ蒔・籾蒔・籾おろす。
 単に、種蒔き、というには、苗代に稲の種、すなわち籾種を蒔くことをいう。
 その時期は、地方により異なり、またその年その年の天候によっても違ってくるが、大体は春の彼岸過ぎの十日目ごろから、八十八夜前後に行われるのがふつうであった。
 しかし、近年の農業技術の進歩による、温床苗代・保温苗代などの、さまざまな苗代の改良に従い、苗の発芽や、その生育に最も都合の良い人工環境を作ることができるようになり、寒冷地を含め、全国的にその播種の時期も、変わりつつあるのが現状である。
 種蒔きはまた、種おろし、すじ蒔きともいい、朝早く日の出前から蒔きはじめ、それが終わると、祝ったり、休みをとったりする風習が各地に残っている。
 九州では雲雀が鳴きはじめると種おろしにかかるという。
【「現代俳句歳時記・春/角川春樹」より転載】


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   わが友に贈る/寸鉄

【「聖教新聞」平成24年4月11日(水)より転載
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   わが友に贈る

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 正しいことを

 語り抜く人が

 最後に必ず勝利する。

 困難を恐れず

 強気の言論を放て!


    ☆4月11日☆


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    【寸 鉄】

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会長(SGI)、伯(ブラジル)の名誉市民に、「社会に蔓延する憎悪を除く闘士に捧ぐ」市長



「ヤング・ミセスの日」家事・育児・活動ー全てが幸福の土台に。負けるな



「他人なれどもかたらひぬれば命にも替る」御書。誠実で築いた友情こそ宝



新社会人よ、朝に勝て!一切の勝利の要だ。爽やかな挨拶から一日を出発(スタート)



ネット普及で会う機会が減少ー研究(アメリカ)。会って語る。心を結ぶ基本を忘れるな


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