和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

蝌蚪(かと)/No.882・2012年(平成24年)4月6日(金)

2012年04月06日 06時51分15秒 | 今日の俳句
蝌蚪(かと)/No.882・2012年(平成24年)4月6日(金)


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【中国】紹興文理学院に創設
魯迅・池田大作研究所

[寿学長補佐]
『名誉会長の』人間革命の思想は文豪の魂と深く共鳴

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 中国浙江省の紹興文理学院(葉飛帆学長)に「魯迅・池田大作研究所」が設立された。文豪・魯迅と池田名誉会長の思想、文学、社会貢献に関する研究を深め、中日両国のさらなる文化交流促進を目指していく。
 開所式は3月25日、寿学長補佐、王暁初教授、鐘莉莉外事処長、創価大学の高橋強教授らが出席し同学院で晴れやかに開催された。

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4月6日
■ しろの日
 兵庫県姫路市が1991年に、日本三大名城の一つ姫路城を中心とした市の復興の為に制定。四(し)六(ろ)で「しろ」の語呂合せ。
 姫路城は、1333(元弘3)年に赤松則村によって築かれた。西国統治の重要拠点として羽柴秀吉・池田輝政・本多忠政が城を拡張し、現在の形になったのは1619年であった。
 五層六階の大天守と三つの小天守とがあり、その形から白鷺城とも呼ばれる。1912年に国宝に、1993年に世界文化遺産に指定された。

■ 兵庫県姫路市ヘアカットの日
 1872(明治5)年のこの日、東京府が女子の断髪禁止令を出した。
 前年に散髪、脱刀が許可されたが、これを受けて断髪をする女性が続出したため、「男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない」とする禁止令を発布した。

■ 新聞をヨム日
 日本新聞協会販売委員会が2003年に制定。四(よ)六(む)で「読む」の語呂合せ。
 4月は転勤や入学等で住いを移す人が多いことから、「これを機会に新聞を読み始めませんか」というキャンペーンが行われる。

■ 長谷川 一夫 の命日
 (はせがわ かずお、1908年2月27日 - 1984年4月6日)は、京都府京都市伏見区出身の俳優。
 戦前から戦後の長きにわたって映画・舞台・テレビで活躍した大スタア。日本における二枚目の代名詞として知られた。
 林 長丸(はやし ちょうまる)、林 長二郎(はやし ちょうじろう)は旧芸名。長谷川 一夫は本名である。


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    今朝の一句

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 川底に蝌蚪の大国ありにけり
      村上 鬼城

 尾を振って流され行くや蝌蚪一つ
      星野 立子

 蝌蚪生れて光弾ける水面かな
      大沼まり子

■ 蝌蚪(かと)→おたまじゃくし・蛙の子・蝌蚪の紐。
 蝌も蚪も杓の形をした生き物の意で、蛙の幼生のお玉杓子を表す。
 蝌蚪という語は近代以降の俳人に好んで使われ、近世の句にはない。
 春、産卵後しばらくすると孵化し、ひょろひょろと尾を振って泳ぐ姿は滑稽味がある。
【「合本・俳句歳時記/第三版」角川書店より転載】 


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   わが友に贈る/寸鉄

【「聖教新聞」平成24年4月6日(金)より転載
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   わが友に贈る

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 “希望の便り”を手に

 気高き大道を歩む

 配達員の皆様に感謝!

 陰徳あれば陽報あり。

 どうか無事故第一で!


    ☆4月6日☆


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    【寸 鉄】

   ☆☆※☆☆※☆


創価三代の平和の魂継ぐSGIこそ社会の誇りー議長(ブラジル)。使命に胸張り進め



「桜はをもしろき物・木の中よりさきいづ」。生命の春!我らは心開く対話を



新学期がスタート!親子で新たな目標掲げて出発を。成長と充実の一年に



善を行うということは、他人のために働くことー文豪(トルストイ)。学会活動こそ王道



春の交通安全運動(ー4・6~4・15ー)。全席ベルト、自転車もルールを守れ。飲酒運転も厳禁

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薫 風(五十六)小説「新・人間革命」

2012年04月06日 05時03分30秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)4月5日(木)より転載】
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薫風58(4/5)

 懇談会のあと、山本伸一が向かったのは、学会員が営む緒高理容店であった。彼は、店主の夫人である緒高紗智子との約束を果たそうと、訪れたのである。

 ――三日前、緒高紗智子は、北九州市に下宿して大学に通う長男と、北九州文化会館の見学に行った。その時、会館の庭で、会員の激励にあたる伸一と出会ったのである。

 彼女が、佐賀で理容店をしていることを告げると、伸一は言った。

 「北九州の次は佐賀に行く予定なんです」

 彼女は、とっさに、こう言ってしまった。

 「その時には、うちで散髪してください」

 伸一は、笑みを浮かべて答えた。

 「時間が取れたら、お伺いします」

 妻の紗智子から、その話を聞いた、夫の武士は、“俺は、学会員として大した活躍もしないでいる。そんな俺の店に、本当に山本先生は来られるのか……”と半信半疑であった。

 それだけに、伸一が姿を現し、「こんばんは! ご主人ですか」と、握手を求めて手を差し出すと、武士は、現実とは思えず、頭の中が真っ白になった。思わず両手を合わせ、合掌のポーズをとってしまった。

 すると、伸一も微笑んで合掌し、それから再び握手を求めた。

 散髪が始まった。武士が、チョキチョキと軽快なリズムで、髪を整えていった。彼は、腕には自信があった。髪の毛を触ると、その人の体調も、ほぼ察しがついた。
 伸一の髪を整えながら、武士は思った。

 “髪の毛にコシがない! 長年にわたって、心身を酷使し抜いてきた疲れが、たまっているにちがいない”

 伸一は、広宣流布という未聞の道を切り開くには、会長である自分が、捨て身になって戦わなければならないと心に決め、動きに動き、語りに語り、書きに書き、祈りに祈ってきた。会長就任から十七年、毎日、毎日が、死身弘法の敢闘であった。

 それがあってこそ、末法広宣流布という茨の道を、開き続けることができたのである。


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