工房八重の部屋

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大石順教尼、ゆかりの可笑庵、佛光院

2018年06月15日 | Weblog
勧修寺に先輩の方と行った時に大石順教尼ゆかりの場所に行きましょう!

と先輩の方に誘われて、

可笑庵の係の方と連絡して、訪ねて行きました。

可笑庵は勧修寺の入口の北側にあります。

先輩の方は大石順教尼の息子のお嫁さんと親しかったとのことです!

可笑庵は大石順教尼が晩年を過ごした場所です。趣のある茶室などがあり、

作品などが展示されています。

また仏光院は勧修寺の南にあり、大石順教尼が設立した寺で、お参りして帰りました。

大石順教尼さんは

明治21年(1888)、大阪道頓堀に生まれる。17歳の折、舞踏の修業を指導していた

養父が狂乱の末、一家5人を斬殺、巻き添えとなり両腕を失うが奇跡的に生還。

絶望と周囲の好奇の目に耐えつつ、巡業芸人生活、画家と結婚、二児の出産、

離婚などを経て、出家得度。自在会(のちの仏光院となる)を設立し

身体障害婦女子の福祉活動に献身。一方、口で筆をとり絵画・書にはげみ、

昭和30年、口筆般若心経で日展書道部入選、同37年には世界身体障害者芸術家協会会員として

東洋初の認証を受ける。昭和43年(1968)、80歳にて死去。

昨年は50回忌だったとのことです!

以前から大石順教尼さんのことを知っていましたが、作品などを拝見すると

障害や困難を乗り越えて、身障者のために尽くし、

人生を切り開いてきた偉大さを実感しました。



可笑庵 集会所


大石順教尼




作品


展示場内部




仏光院は勧修寺の南にあり、大石順教尼が設立した寺
御朱印をいただく参拝者が次々お参りに訪れていました。


看板


大石順教尼さんの作品


仏光院の庭


仏光院の庭 右の建物は大石順教尼さんだ晩年過ごした建物


仏光院の庭


仏光院の庭に咲く珍しいラン


仏光院の庭に咲く珍しいランの花の看板


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