工房八重の部屋

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トルコ、シュリーマンの発掘で有名なトロイ遺跡へ、

2016年06月16日 | Weblog
エフェンソス遺跡後は250キロの距離にある

アイワルクで泊りました。9日目は朝食後150キロを

バスで3時間走り、世界遺産トロイの遺跡に行きました!

数キロ先に海が見えるが、古代には城壁の近くまで海がきていたそうです。

トロイは古代のエーゲ海交易の中心地で、

トロイの歴史は、紀元前3000年にさかのぼるり、

ここで初期の青銅器文明の時代に集落がおこり、やがてエーゲ海交易の中心地となっていた。
 
エーゲ海と黒海を結ぶダーダネス海峡のエーゲ海側の出口に面し、

文明の海上交差点といった位置にあり,初期の集落から古代ローマ時代までの3000年の間に

9度起こり9度滅んだといわれている。

遺跡は最初の第1市から古代ローマの第9市までが見つかっているとのことです。

シュリーマンは、多くの財宝をここで発掘し、ドイツに持ち帰りました。

ガイドさん曰く、シュリーマンのおかげで、トロイの伝説の都市が見つかり

その歴史が明らかになったので、発掘されたことは良かったとのことです!

シュリーマンはヒッサリクの丘の遺跡を発見してからも、

第Ⅵ市「ホメロスのトロイ」以外の遺跡には興味なく、

それらは発掘ではなく、ひたすら「破壊」してしまい、

おかげで9つもの異なる街が折り重なる珍しくも重要な史料の大半を無にしてしまった。

このことは考古学上の大きな損失でした。

純粋な「古代への興味」よりも「宝探し」だったとことが、シュリーマンは

評価されないとのことです。

ドイツに持ちかえった.財宝は世界第2次戦争後

長く行方不明だった「トロイの財宝」の行方が知れたのは、

ソ連崩壊後の文書公開だった。

略奪を恐れた先史前史博物館長がソヴェト軍に保管を頼み、

1945年6月末モスクワに搬出されて7月9日プーシキン美術館の地下倉庫に

封印されているとのことです。
 


トロイの遺跡














昔の車道








遺跡に咲く花






音楽堂






遺跡に咲くケシの花






木馬が再現されている


木馬の中には入ることが出来る


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