工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「京都御苑の魅力、その歴史と自然」の講演は充実してました!

2013年08月28日 | Weblog
京都市内の中心にありながら,豊かな自然につつまれた京都御苑は,市民のいこいの場で

あり,平安時代から現代へとつづく,多くの史跡が存在する”歴史集積空間”です。

京都御苑の魅力を多くの人々に知っていただくことを目的に、シンポジウムが

開催されました。

8月25日(日)御所西 にある京都平安ホテルで1時から4時まで

○講演(午後1時10分~2時40分)

『平安時代の京都御苑界隈』 朧谷 壽 (同志社女子大学名誉教授)

『明治維新と京都御苑』 高木 博志(京都大学人文科学研究所教授)

○鼎談(午後2時50分~4時)

「京都御苑の魅力を語る」

市田 ひろみ(服飾評論家)

中西 甚五郎(環境省京都御苑管理事務所庭園科長)

井上 満郎(京都産業大学名誉教授 京都市歴史資料館館長 NPO法人都草顧問)


御苑のなかには、江戸末には、200の公家屋敷があり、天皇が明治になってから

東京に行き、公家達も東京に移ったため、屋敷は壊されて、今は公園の御苑になった

ことは、京都市民は知っていますが、今の御所は平安時代はもっと北西にあり、

14世紀に今の場所に移り、この広さになったのは、江戸時代からとのことです!と、

今回の講義で知りました。江戸時代になってから、公家達の住まいは御所近辺に移って

いったとのことです。

江戸時代は、御所周辺は京都に来る人達の観光名所だったとか!

京都御苑は環境庁の管轄、京都御所、仙洞御所は宮内庁の管轄、

京都迎賓館は内閣府の施設等機関である とのことです。これもはじめて知りました!

御苑の歴史散策マップを見て、歴史など知らないことがあまりにも多い! と感じました。

都草のNPOが9月8日から、毎週日曜日に2時間の京都御苑歴史散策を

行う!とのことなので、時間が取れたら参加してみたいものです。


御所西 にある京都平安ホテル


パンフレット


御苑の地図


シンポジウム会場


市田 ひろみさん いつも着物姿で美しい方です


門川市長も途中から参加されました


早めに行って、京都平安ホテルの庭を見学しました


江戸時代末は公家の屋敷の庭でしたが、大正時代に、小川治兵衛さんによって大改造
された庭です。








池には鯉が泳いでいます


ロビーからの庭  
レストランも庭が見えて、値段がリゾナブルで、今度行ってみたいと思いました。
このホテルはじゃらんで予約すると、朝食付きで5500円(二人の場合)という安さに
びっくり!