5月 16日

2024-05-16 05:29:16 | Weblog
             えごの花・ちしゃの木・ろくろぎ( 山苣の花・萵苣の木、轆轤木 )




                    




             初夏の頃、桜に似た、 白かピンク色の花を いっぱい咲かせる。 ・実の皮は有毒で 魚をマヒさせるような
             毒があり 食べたときにのどを刺激して ”エグイ(ひどい)”味が  することから  この名になったらしい。





          えご咲くや暗く湿れる土塁跡           武藤光晴


          えごの花散る山の辺の岐れ道           国枝洋子


          崖せまる背戸に散り敷くえごの花         松本恵子


          えごの花小指ほどなる埴輪売る          夏目悦江


          厩舎より驢馬の耳見ゆえごの花          市江律子


          えごの花錆びて散り敷く南谷           上田博子





                    




          小十戸の湯を守りえごの花の町          阿波野青畝


          えごの花水際は常に水ゆれて           中村明子


          えごの花の香をよぎりたる配膳車         石田 波郷


          川の面を這へる湯煙えごの花           清崎敏郎


          糸ひいて糸ひいて散るえごの花          西村和子


          えごの花小さき音のある田舎           岡田史乃





                




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