馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

さぞや煙たかろう

2019-08-14 15:29:50 | 首都散策・夏季

コスモスを愛で

モンゴルは一足早い秋の気配
ススキとコスモスが咲き乱れ

自然界では宴会が最高潮
それに合わせる様に月も満を持し

長雨から顔を出してきました

  中秋の名月には一月早いぞ!

古希になり満蒙地より宵闇にまさかの想い炭坑節を

深夜に宵風呂をし火照った体を冷ます為
ベランダに出れば煙突に満月が煙る

現地人には粋な計らいなど皆無である
この日に限り黒い煙を吐き散らしている

幼い頃に眺めた石炭の煙
日本の基幹産業の源であり戦後、復興のシンボルでもあった

独特の匂いを懐かしみながら

霊山に浮かぶ

    

3地区は我が自宅の背後にそびえる霊山を全て見渡せる地なり
毎日、通いなれた散歩地なれど日々変化に富む地なり

昨日の変化は雨上がりの夕方に南東より満月が煌々と輝く

かぐや姫ならぬかぐや童子というところである
この頃、何かと月が気になりだした

迎えが近くなりだした証かと心の準備
いやまだ遣り残した事ばかりで迎えには早いと!

何に怒っているのか稚児の如く

近代化

  知り合いのビル

モンゴルは現在、子供の出生率と近代化が真っ盛り中
昭和22年から26年代の日本のような様相である

20代初めの麗しき女性とすれ違えば
大半の乙女のお腹は昨夜の満月と同じである

あの頃、俺たちは競争相手の仲間を見るだけで必死だった
近所でも学校も道も歩けば前も後ろも人ひとで我が立つ位置を
確保することだけに汲々としていたことを思い出す

若いお姉さんのお腹など眺め愛でる余裕など無かった

一二にも一番を求められた時代だった
一月早い中秋の名月ならぬ満月を眺めながら

ふと昔を懐かしみ
炭坑節を口ずさみ火照った体を冷ます

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