長女の方、苦手です。なぜ?もの凄い競争意識とそれに当然付随する負けん気。
その空気は人を、圧します。高見から人を見下す無意識の心作用。
ええ、そういう風になってしまった環境に誕生したことには、わずかな同情はあり
ますけれど、可愛気のなさは近寄りたくないほどにね。
昨日、スサーナさんとお食事したの、レッスン後に久しぶりにね。
「最近、妹からもの凄い攻撃を受けてね、ちょっとめげてるのよ」
そういう彼女は長女。妹さんは末っ子。
「すごくわかるわ、妹さんの気持ち。まず、劣等感。お姉ちゃんにはかなわない
っていう、ぬぐいがたい敗北感をずっと秘めて生きてきた。全てに勝るように
見えるお姉ちゃんの言動の裏に、純粋さの欠如を感じ取ってる。で、抑えてきた
感情が何かの拍子に爆発する。何、偉そうに!何年か先に生まれてきただけで冗
談じゃないわって。私は何もかもお見通しなのよ!ってね」
「そうなの?」
「ええ、多分ね。勝手に落ち込んだり、劣等感を持ったりなんだけど、鬱陶しいのよ
上の存在が」
「だって・・・」
「そう、長女の気持ちは手に取るようにわかる。でも、身内に対して、もしかしたら
他人に対してかも知れないけれど、上から見てる言動は端々に出るから、鼻持ちな
らないのよ。下は冷めた目で見てるから、当人よりよく知ってる。大したことない
女だって。だけど、平静は、一応上を立てて、波風を起こさないように、我慢する
のよ。でもね、ある時そこに、いつまでたっても年長者を嵩にきての言動が出たら、
さあもう、我慢できない!いい加減にしてよ、何様だと思ってるのよ!って爆発よ。
それは劣等感がさせるのだけど、本人は気がついてない。それに、いつまでもいつ
までも、この子はって視線を感じるから、嫌~い!どいてよ!になっちゃう。鈍感
さがたまらなくイヤなのよ。人の心を慮る配慮がない。それも自信過剰って思える
自信が、謙虚に、年少者の心情を察するなんてことはしない。ごめんなさいね、
個人のことじゃないのよ、一般論として。でも、本当に長女は怖い。今じゃ、近寄
らないでよ!よ私は。はなから貴女の事なんか評価してないんだからって。昔々母
が、私を鼓舞させようって思ったんでしょうねえ、成績に一喜一憂して、挙句、悔
しいって思わないの?!って、言うんだけど、下らないって、手が飛んでこない距
離に下がりながら言ったの。お母さん、人と比べるなんて意味ない!って。ガックリ
きてた母だったわ、初めて口応えした私に。でも、そうなのよ、人と比較なんかし
ちゃあいけないのよ。全くもって今でもすぐ比較する人をくだらないって心底思っ
てるわ」
・・・・・考え深げな様子・・・・・
「私は、人の評価なんか全く気にする必要はない。自分が自分をどう見るかが大事で、
選ぶのは自分!決めるのも自分!自分に忠実に、自分を信じることに集中せよ!って
言いたいし、それが私の生き方で、他人の評価なんか気にするなんて馬鹿らしくて
しないわ。勝手に何とでも思えばいいじゃない、私とは無関係よって」
・・・・・・考え込んでいる・・・・・・
「それから、これは重要な事。モノカネは絶対に見せない事。話もしない事。これは
品性に関わる事だから、あげる事も細心の注意を払って、それが、相手の自尊心を
傷つけることがあるということをしっかり心に刻んでね。こんな裕福な時代になっ
て、それなのにモノを欲しがる、ご馳走されたいなんて、品性卑しい人ばっかりっ
て世の中だけど、そんな人はカット! ご馳走したい、何か上げたいって心から思
うなら、いかに気持ちを表すか考えるでしょう?それは心がこもるわね。
私はいらない!って女だから、強いわよ。う~ん、モノはいらない!お金?くれる
人はいないけれど、強いて言えば、億以上。それ以下だったら要らない。日々の生
活するくらいのお金は持ってるし、お食事代くらい払えるわ、でしょう?それを
ご馳走してっだなんて、恥ずかしくて、品性卑しい人とは付き合わない。そして心
を裸に出来ない人も縁亡き衆生よ。兄弟姉妹がなんぼのもの?じゃない?妹が、
お姉ちゃんが、なんて下らないでしょ?
すべては劣等感をいかに克服するか?です、 お互いにね。甘えられないって?
それは優劣をつけたいって欲求の表れ。負けたくないって、勝気のなせる心。
そんなのとっととやめちゃいなさい!上には上がいるのだから。下らな過ぎよ。
可愛い人間になりなさいね」
一回り大きい私の忠告です。
悩んで、悩んで、まもなくババになろうかという女が落ち込んでいたシスター・コン
プレックス。やっと抜け出た今は、いつでも力になってあげたいって、心から思うの
です。でも、嫌いだなぁ、長女は。・・・怖~い・・・・・・
その空気は人を、圧します。高見から人を見下す無意識の心作用。
ええ、そういう風になってしまった環境に誕生したことには、わずかな同情はあり
ますけれど、可愛気のなさは近寄りたくないほどにね。
昨日、スサーナさんとお食事したの、レッスン後に久しぶりにね。
「最近、妹からもの凄い攻撃を受けてね、ちょっとめげてるのよ」
そういう彼女は長女。妹さんは末っ子。
「すごくわかるわ、妹さんの気持ち。まず、劣等感。お姉ちゃんにはかなわない
っていう、ぬぐいがたい敗北感をずっと秘めて生きてきた。全てに勝るように
見えるお姉ちゃんの言動の裏に、純粋さの欠如を感じ取ってる。で、抑えてきた
感情が何かの拍子に爆発する。何、偉そうに!何年か先に生まれてきただけで冗
談じゃないわって。私は何もかもお見通しなのよ!ってね」
「そうなの?」
「ええ、多分ね。勝手に落ち込んだり、劣等感を持ったりなんだけど、鬱陶しいのよ
上の存在が」
「だって・・・」
「そう、長女の気持ちは手に取るようにわかる。でも、身内に対して、もしかしたら
他人に対してかも知れないけれど、上から見てる言動は端々に出るから、鼻持ちな
らないのよ。下は冷めた目で見てるから、当人よりよく知ってる。大したことない
女だって。だけど、平静は、一応上を立てて、波風を起こさないように、我慢する
のよ。でもね、ある時そこに、いつまでたっても年長者を嵩にきての言動が出たら、
さあもう、我慢できない!いい加減にしてよ、何様だと思ってるのよ!って爆発よ。
それは劣等感がさせるのだけど、本人は気がついてない。それに、いつまでもいつ
までも、この子はって視線を感じるから、嫌~い!どいてよ!になっちゃう。鈍感
さがたまらなくイヤなのよ。人の心を慮る配慮がない。それも自信過剰って思える
自信が、謙虚に、年少者の心情を察するなんてことはしない。ごめんなさいね、
個人のことじゃないのよ、一般論として。でも、本当に長女は怖い。今じゃ、近寄
らないでよ!よ私は。はなから貴女の事なんか評価してないんだからって。昔々母
が、私を鼓舞させようって思ったんでしょうねえ、成績に一喜一憂して、挙句、悔
しいって思わないの?!って、言うんだけど、下らないって、手が飛んでこない距
離に下がりながら言ったの。お母さん、人と比べるなんて意味ない!って。ガックリ
きてた母だったわ、初めて口応えした私に。でも、そうなのよ、人と比較なんかし
ちゃあいけないのよ。全くもって今でもすぐ比較する人をくだらないって心底思っ
てるわ」
・・・・・考え深げな様子・・・・・
「私は、人の評価なんか全く気にする必要はない。自分が自分をどう見るかが大事で、
選ぶのは自分!決めるのも自分!自分に忠実に、自分を信じることに集中せよ!って
言いたいし、それが私の生き方で、他人の評価なんか気にするなんて馬鹿らしくて
しないわ。勝手に何とでも思えばいいじゃない、私とは無関係よって」
・・・・・・考え込んでいる・・・・・・
「それから、これは重要な事。モノカネは絶対に見せない事。話もしない事。これは
品性に関わる事だから、あげる事も細心の注意を払って、それが、相手の自尊心を
傷つけることがあるということをしっかり心に刻んでね。こんな裕福な時代になっ
て、それなのにモノを欲しがる、ご馳走されたいなんて、品性卑しい人ばっかりっ
て世の中だけど、そんな人はカット! ご馳走したい、何か上げたいって心から思
うなら、いかに気持ちを表すか考えるでしょう?それは心がこもるわね。
私はいらない!って女だから、強いわよ。う~ん、モノはいらない!お金?くれる
人はいないけれど、強いて言えば、億以上。それ以下だったら要らない。日々の生
活するくらいのお金は持ってるし、お食事代くらい払えるわ、でしょう?それを
ご馳走してっだなんて、恥ずかしくて、品性卑しい人とは付き合わない。そして心
を裸に出来ない人も縁亡き衆生よ。兄弟姉妹がなんぼのもの?じゃない?妹が、
お姉ちゃんが、なんて下らないでしょ?
すべては劣等感をいかに克服するか?です、 お互いにね。甘えられないって?
それは優劣をつけたいって欲求の表れ。負けたくないって、勝気のなせる心。
そんなのとっととやめちゃいなさい!上には上がいるのだから。下らな過ぎよ。
可愛い人間になりなさいね」
一回り大きい私の忠告です。
悩んで、悩んで、まもなくババになろうかという女が落ち込んでいたシスター・コン
プレックス。やっと抜け出た今は、いつでも力になってあげたいって、心から思うの
です。でも、嫌いだなぁ、長女は。・・・怖~い・・・・・・