’04から丸々3年、どうでもいいことを書き連ねて。
くも膜下出血で倒れたのが、20世紀も最後の年の秋。早いものであれから7年の
歳月が通り過ぎていきました。左足の麻痺(今でも足の指はシビレビンスキー)、
両手の激痛、そして今、な~んにも問題ありません。
今日、前に住んでいた辺りをふらふらとクリタサンのお宅探しをしてて、見つからず、
それで、トモコサンのお家へ久しぶりに。
ええご夫婦ともご在宅。
「あら~久しぶり、上がって」
お言葉に甘えて、ちょっとお邪魔しました。
「ところで、変わりなくお元気?」
「それが、聞いてよ。坐骨神経痛で、辛い日々なのよ」
ってトモコサン。
「私も19の時、孕むか死ぬかって言われるかなりきつい厄の時、そりゃあ口では
言えないほどの痛さと闘ったわ。毎日脊椎に痛み止めの注射を打って。でもある時
失神しちゃったのよ、気持ち悪さと共にね」
「それでどうしたの?」
「立っていられないほどの痛さ。お台所の担当だった私は、右足を椅子に乗せて
調理したり。でも、なぜだかその時に、自分で治す、それを先生に言っちゃって。
呆れてらした先生よ。でも、そう決意したの。絶対に自分で治すってね」
「どうやって?」
「痛みがくるじゃない?そうしたら、これはウソなんだって自分に言ってね、痛く
ない、痛くない、痛くないってそればっかりを言い続けて。ハイ、治しちゃった」
・・・・・ウソって顔でトモコサンは。
「だって、自分を信じないで他者を信じるなんて、すっごい冒涜じゃない自分に」
・・・・・?・・・・・・
「具合が悪いからって、なんでそれを人に言うの?人を不愉快にする権利なんかな
いのよ。同情してって?それは とんでもないことよ。不愉快のおすそ分けなんか
するものじゃないって思うけど、どうお?」
「そうかあ」
「でしょ?」
「そう、だからあの台風の時に八ヶ岳へ車を出したのよ」
「それは、しちゃいけないんじゃない?人に迷惑をかけるかもしれないことを」
聡明なトモコサンのはずなのに、背の君を巻き込んで、痛い痛いでも好きなことは
する、その時は痛みを忘れてるって。
「でしょう?だから身体の不都合、不具合なんてどうにでもなるのよ、自分を
とことん信じれば、そんなものは消えちゃう。死線を越えそうになった私の言葉よ。
自分を信じてね。でも、1%でも懐疑があったら、身体は勝手におし!になるからね」
膨大な蔵書は、お庭に図書室を作っても収まりきらない量よ。
「すご~い!辞書がこんなにあるなんて。ねえ、電子辞書なんて目じゃないわよね」
って、ご主人へ。ほとんどが彼の本。
「そうだよねえ、例えば、何かの言葉を捜したとする。そこにはオッって思う例文
なんかあったりしてね」
「ねえ~。何がペーパーレスよね。なんたって紙の辞書!でしょう。字源で自分の
名前の由来を調べたり。辞書ってかなり遊べるわよね?」
トモコサンが最近の女流作家、直木賞受賞本を見せてくれるけれど、そそられない。
「最近、又じっくり古典でも読もうかなって思ってる私だから、最近の若い作家の
作品には食指は動かないのよ。流行には鈍感でありたい女だからね、何事にも」
今日は、彼女の所属するアマ・オーケストラの演奏会日。もちろん彼女もバイオリ
ンで参加。背の君も客席で彼女の演奏をお聞きにですって。夫唱婦随で婦唱夫随の
仲の良いご夫婦です。
いつも熱気に当てられるお二人の行動です。それは国内に留まらないのですから。
英語に堪能な方々ですから、世界中二人で動いています。あ~~ちょっと疲れた
トモコサンの熱気ムンムンのお話し振りに。長居は無用で、早々にお暇して、お夕
飯のしたくです。今夜は、昨日から煮ていた油揚げで、お稲荷さん。そして、のり
巻も作りました。ごく普通のお夕飯です。
くも膜下出血で倒れたのが、20世紀も最後の年の秋。早いものであれから7年の
歳月が通り過ぎていきました。左足の麻痺(今でも足の指はシビレビンスキー)、
両手の激痛、そして今、な~んにも問題ありません。
今日、前に住んでいた辺りをふらふらとクリタサンのお宅探しをしてて、見つからず、
それで、トモコサンのお家へ久しぶりに。
ええご夫婦ともご在宅。
「あら~久しぶり、上がって」
お言葉に甘えて、ちょっとお邪魔しました。
「ところで、変わりなくお元気?」
「それが、聞いてよ。坐骨神経痛で、辛い日々なのよ」
ってトモコサン。
「私も19の時、孕むか死ぬかって言われるかなりきつい厄の時、そりゃあ口では
言えないほどの痛さと闘ったわ。毎日脊椎に痛み止めの注射を打って。でもある時
失神しちゃったのよ、気持ち悪さと共にね」
「それでどうしたの?」
「立っていられないほどの痛さ。お台所の担当だった私は、右足を椅子に乗せて
調理したり。でも、なぜだかその時に、自分で治す、それを先生に言っちゃって。
呆れてらした先生よ。でも、そう決意したの。絶対に自分で治すってね」
「どうやって?」
「痛みがくるじゃない?そうしたら、これはウソなんだって自分に言ってね、痛く
ない、痛くない、痛くないってそればっかりを言い続けて。ハイ、治しちゃった」
・・・・・ウソって顔でトモコサンは。
「だって、自分を信じないで他者を信じるなんて、すっごい冒涜じゃない自分に」
・・・・・?・・・・・・
「具合が悪いからって、なんでそれを人に言うの?人を不愉快にする権利なんかな
いのよ。同情してって?それは とんでもないことよ。不愉快のおすそ分けなんか
するものじゃないって思うけど、どうお?」
「そうかあ」
「でしょ?」
「そう、だからあの台風の時に八ヶ岳へ車を出したのよ」
「それは、しちゃいけないんじゃない?人に迷惑をかけるかもしれないことを」
聡明なトモコサンのはずなのに、背の君を巻き込んで、痛い痛いでも好きなことは
する、その時は痛みを忘れてるって。
「でしょう?だから身体の不都合、不具合なんてどうにでもなるのよ、自分を
とことん信じれば、そんなものは消えちゃう。死線を越えそうになった私の言葉よ。
自分を信じてね。でも、1%でも懐疑があったら、身体は勝手におし!になるからね」
膨大な蔵書は、お庭に図書室を作っても収まりきらない量よ。
「すご~い!辞書がこんなにあるなんて。ねえ、電子辞書なんて目じゃないわよね」
って、ご主人へ。ほとんどが彼の本。
「そうだよねえ、例えば、何かの言葉を捜したとする。そこにはオッって思う例文
なんかあったりしてね」
「ねえ~。何がペーパーレスよね。なんたって紙の辞書!でしょう。字源で自分の
名前の由来を調べたり。辞書ってかなり遊べるわよね?」
トモコサンが最近の女流作家、直木賞受賞本を見せてくれるけれど、そそられない。
「最近、又じっくり古典でも読もうかなって思ってる私だから、最近の若い作家の
作品には食指は動かないのよ。流行には鈍感でありたい女だからね、何事にも」
今日は、彼女の所属するアマ・オーケストラの演奏会日。もちろん彼女もバイオリ
ンで参加。背の君も客席で彼女の演奏をお聞きにですって。夫唱婦随で婦唱夫随の
仲の良いご夫婦です。
いつも熱気に当てられるお二人の行動です。それは国内に留まらないのですから。
英語に堪能な方々ですから、世界中二人で動いています。あ~~ちょっと疲れた
トモコサンの熱気ムンムンのお話し振りに。長居は無用で、早々にお暇して、お夕
飯のしたくです。今夜は、昨日から煮ていた油揚げで、お稲荷さん。そして、のり
巻も作りました。ごく普通のお夕飯です。