コキ5500です。キットでは1セットに2両分が入っています。
手順を確認すべく先行的に1両を組み始めたわけですが、天候その他の影響で塗装工程に進めないので、なんとなくもう1両を組んでしまいました。実は1両目で失敗していた、というのもあるんですが(笑)
合わせて台車ももう1両分組んじゃいました。ということで車体と台車が2両分。
写真1. 2両分
台車は仮組み。塗装後に組み上げます。
ようやく天気と私の都合が合ったのでサーフェイサーを吹きました。
車体も台車もサフェは横から上から下から前から後からと全体に吹くのがなかなか難儀。
やっぱりサフェは組む前に吹いておくのが簡単ですね。
写真2. サーフェイサーを吹きました
先に書いたように1両目を組んだときに失敗してしまいました。
なにを失敗したかというと、車端部にカプラー固定用と中心ピン用の穴が開いているのですが、上面デッキ(?)を貼り付ける前にナットを仕込んでおかなければならないのを忘れたまま接着してしまっていたのです。
写真2の下の車体が1号車でナット忘れ。上の車体は2号車でナットは埋め込み済み。穴が見えないのはマスキング用にネジを入れているので。
さてこの失敗をどうリカバリーしましょうか?ということでまたまた組立てが中断しています。
車体のリカバリーを待っていては先に進まないので、台車を先に完成させることにしました。
写真3. 軸受にマスキングゾルを
台車は台車枠だけをサフェ吹きしています。
そして塗装を前に軸受メタル部をマスキングゾルでカバーして、黒を吹きました。
写真4. 黒を吹いた
黒色をやや厚めに塗ることで良い感じに角が取れてイイ感じです。
塗装の乾燥を待って軸受部のマスキングゾルを取り除き、ちょっぴりグリスを差して車輪を組み込み、ボルスターを接着して完成です。
写真5. ひとまず台車が完成車輪はカツミの片絶ピボット車輪。
2年ほど前に2両分を購入していたもの。今回ようやく陽の目を見ることができました。
さて台車は完成したものの肝心の車体工作が中断中です。
ナットを埋め込まないことには台車もカプラーも付けられません。デッキ部を剥がすしかないのかなあ。
やむを得ないので、8ミリ四方くらいカットラインを入れて上シートを剥がしてナットを入れました。あとは継ぎ目をサフェで修正して研いでから上塗りしました。コンテナを載せるとほぼ見えないのでマイペンライです。
なんと!同じ過ちを犯していたとは・・・
キットを組む前の頭の中でのシミュレーション時には「ここにナットだな」と判っていたのですが、組み始めて、これとこれを貼り合わせて・・・と気づいたら後の祭りでした(笑)
黒を塗ったらペーパー製には見えないですね。
台車だけならコキより組むのも簡単でしたし、メーカーでは台車だけでも売っていますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。