きみどりの窓

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足利流シュウマイ

2011-05-28 | 台所
先日、TV(2011-05-14:アド街ック天国)を見ていたら「足利流シュウマイ」が紹介されていました。

そこで40年近く解決していなかった疑問が解けました。
さてその疑問とは・・・。

子供の頃、足利(栃木県)に住んでいたことがあります。
週に1回、家の近くに「夜鳴きラーメン」がやってきました。
毎週ではありませんが、チャルメラの音に誘われてラーメンとシュウマイを買って(正しくは「買ってもらって」ですね)食べるのが楽しみでした。

数年後には足利からは引っ越してしまい、シュウマイが我が家の食卓に上ることもなくなりました。
我が家ではシュウマイは買って食べるものだったのです。
(おそらく当時は惣菜としてスーパーで売られているということもなかったと思います)

そしてそれからはシュウマイを食べるたびに「違う!」と思っていました。
あの崎陽軒のシウマイを食べても。

足利で食べたシュウマイはクニュっとした食感でした。
その食感が何に由来するのかが長年の疑問だったのです。
番組によれば、足利のシュウマイが特別なのであって、私が「違う」と思っていたシュウマイが標準だったんです。

思い出話しが長くなりましたが、謎が解けたところで自分であの食感を再現すべく、作ってみました。

必要な材料は、タマネギ、片栗粉、そしてシュウマイの皮(市販品)だけ。

作り方も簡単です。

タマネギのみじん切りと片栗粉を混ぜ、皮に包んで蒸すだけです。
もちろん(?)、グリーンピースは乗せません。

写真1. タマネギ(みじん切り)と片栗粉を混ぜる

具に水気がありませんので、皮に包んでも「まとまり」がありません。
皮の縁に少量の水を付けて閉じました。

そして蒸すこと15分。

写真2. できあがり

そして足利流のもうひとつの特徴は、これをソースで食べるということ。
ソースのことは私も覚えていませんでしたが、TVで紹介され、昔の記憶がよみがえってきました。

今回、もちろんソース(中濃)でいただきました。
このシュウマイにしょう油は合いません!(試しました)

そして肝心の食感。
一口食べて、「これ、これ」と思わず興奮してしまいました。
40年近い昔の記憶そのままの食感でした。

参考までに今回の分量です。
タマネギ中2個、片栗粉約1カップ、皮60枚です。
タマネギの大きさにもよりますが、これで具の量は約70~80個分というところでしょうか。
皮は60枚では足りませんでした。

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2 コメント

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シュウマイ (梅屋敷)
2011-05-29 15:07:06
朝から がけ崩れの対応していました。今家に戻りました。
個人的には ニッスイの業務用冷凍シュウマイが好きです。横浜のシュウマイは、羽田空港で御土産用に買います
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Re: シュウマイ (ぐりれ)
2011-05-30 06:14:37
梅屋敷さん、こんにちは。

がけ崩れ対応、ご苦労さまです。
標準形の(?)シュウマイは、ウチでは手作りすることが多いですね。
そして時々食べるのは崎陽軒のシウマイ弁当。
出張時には新横浜駅で購入して、新幹線の車内で食べます。
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