きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

20年ぶりにFORTRANを触ってみた

2011-11-14 | 書斎
以前の職場の同僚から、つい先日「FORTRAN(フォートラン)持ってない?」との問い合わせが。

元同僚も私もかつての職場を離れてしまっているのですが、彼も私も昔はFORTRANを使っていました。

そもそもそのFORTRANは、職場で購入したものなので、私が個人的に持っていてはイケナイものです。お縄になってしまいます(笑)

そこで、ネット全盛のこの時代、「無料のFORTRANがあるんじゃないか?」と思って探してみたらありました。

フリーのコンパイラです。
GNU Fortran G77 v0.5.25
インストール方法などはこちら(同志社大学 水島研究室

とりあえず自分のパソコンにインストールしてみて動くことを確認しました。

図1. DOS窓で使用します


問い合わせをくれた元同僚にも「回答」しました。

ここで話しは終わりません。
私自身、FORTRANを触ったのは約20年ぶり。
動作確認のための超簡単なプログラムを書いたところ、意外に覚えているもんですねえ。

元同僚が何のために使用するのかは知りませんが、私もプログラムを作ってみたくなりました。

ちょうど抱えている仕事の一環でデータ変換をする必要があったので、そのプログラムを作ることにしました。

数万件のデータをどうやって変換しようかと思案中でしたので、非常に良いタイミングでした。
おかげでデータ変換は、拍子抜けするほど簡単に終わりました。


勢い(?)で自宅にて昔のFORTRANのプログラムの「発掘作業」をしてみました。
で、出てきたプログラムの一つが下の図のもの。
なんのプログラムが分からないようにしていますが、昔、お仕事で作成したプログラムのサブルーチンの一部分です。

図2. FORTRANのソース例


なんとこのプログラムファイルのタイムスタンプは1993年5月。
18年前ですね。

あれ?
20年以上はFORTRANから遠ざかっていたはずなのに・・・

何はともあれ、しばらくは公私でFORTRANのお世話になりそうです。
(私では使うこといはないかな・・・)