![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/86/82f0ad31bcff4c8dbfbe95f23e92734e.jpg?random=fac036a1317c122b1cecddba4ed1fda3)
(2011/日本)【DVD】
監督:平山秀幸
出演:竹野内豊、唐沢寿明、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、光石研、柄本時生、近藤芳正、酒井敏也、ベンガル、阿部サダヲ
生きて、日本に帰ろうー。
原作はドン・ジョーンズの実録小説「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」。
太平洋戦争末期のサイパン島で、たった47人の兵を率いて45,000人の米軍を相手に神出鬼没の抗戦を続けた大場栄大尉。彼の勇姿は、やがてアメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、米軍の心をも動かしていく。
実在した大場大尉と、彼の下で戦った日本兵たちの過酷な戦闘を描いた物語。
日本映画ですが、日米合作のようなつくり。
こんなことが実際にあったということに驚きました。
主人公の大場栄大尉はネットで調べたら同郷(愛知県)の方で、また驚き。
大場大尉がどんな人だったかというよりも、日本軍が投降するまでの過程、米軍とのかかわりあいなどを重点に描かれてるんじゃないかな。
日本軍、アメリカ軍の視点の違いはイーストウッド監督の硫黄島2部作に通じるものがあるかもしれません。
サイパンに日本人の民間人がいたなんて知らなかったし、第二次世界大戦のことって当事国なのに知らないことがいっぱいあります。。。
アメリカ軍は、早く戦争を終わらせるために躍起になり日本軍のゲリラ戦に振り回される。民間人も巻き込んで戦場は地獄。
自決についても軍人の自決と民間人の自決は意味合いがちがっていて、民間人が犠牲になったことはより悲しいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a5/8c625ae84189e81bc8b26fa9c8f70830.jpg?random=fc075c313126ded8afe75aba83012804)
終戦になってもその事実を知らず、山を下りない日本軍。
軍人が、投降するということは相当勇気のいることだったと思う。大尉が米軍の将校に軍刀を渡す姿は誇り高き日本人の姿でした。
彼の最後の台詞が戦争の全てを物語っていますね。
あれから66年、戦争を知らないわれらは、当時の人が何を思いながら生きていたか、そこから学び、認識することが大事なことだと思いますね。
俳優では、スキンヘッドの唐沢寿明は今までのイメージと180度ちがってびっくりでした。
★★★★(5段階☆は0.5)
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この映画はこれまでの戦争映画とは
また違った角度の視点で描いている作品でしたよね
どんなに時間が流れても
やっぱり戦争の悲劇は語り継がれるべきだと思いますし
当時の日本人の心の温度差も知るべき事なのかもしれません
最後に日本兵が日本の民間人を殺してしまうシーンは
当時の思想を象徴する一番強烈な場面だったような気がします
どんなに強固な大和魂を貫いても
戦争は人の命を奪う事に価値を見出していて
人の命を育むのは国境を越えた優しさなのだと
この映画からあらためて思い知らされました
その一方で2011年の現代でも
地球の何処かで人間同士の争いが繰り広げられていて
敵対する命を奪う事に達成感を持つ世の中があるのも事実です
人間同士の争いがなくなる事は
永遠に解決できないテーマなのかもしれませんが
映画などのメディアを通してでも
戦争がもたらした犠牲の大きさを後世に伝える事は
とても大切な事なのかもしれませんね
実際に当時の映像を先日TVで見ましたが、この映画を見た後に見ると、感慨深いものがありましたよ。
こういうものをもっと取り上げてもらってもいいのかもです。
変な方向に行きさえしなければ。
撮影時もかなり暑かったらしいですね。あの軍服のまま過ごしたとか・・・。ちょっと匂いを想像したりして。
こういう事実があったこと、それを後世につたえていくことは大事なことデス。
人間が生きてるうちは、戦争はなくならないと思っちゃうね。。。
。
時代の空気、
大場大尉のことはまったく知らなかったですよ。同じ郷土の人とは!
TVでやってたんですかー。
日本人なのに、戦争についてはほんとに知らないことが多すぎますね。。
あの当時の日本人はクレージーとかいわれるけど、東南アジアの人々は日本人が欧米列強の植民地化を救ってくれたって感謝してる人もいるんですよ。
歴史はいろんな部分から検証していくことも大事だよね。
撮影、俳優のみなさんも撮影大変だったみたいねー。
長らく更新されていなくて
心配でしたが、復活されましたね。
日米双方の視点による作品ですが、
張り詰めたイーストウッドのよりは
観やすく仕上がっていたと思います。
知らないことを知ることが出来る、
映画って大切なものだと痛感いたします。
それぞれの人物から感じ取る事は
たくさんありますね。
しばらくぶりでございましたー。
ぼちぼち更新したんで、またよろしくお願いします!
日米の視点はみやすかったですね。
映画を見るまでしらなかったことって、ほんとに多いです。
映画はなくてはならないものですよ。
みてよかったなって思いました!