小部屋日記

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ダイアナの選択

2009-09-09 | タ行の映画

The Life Before Her Eyes(2008/アメリカ)【DVD】
監督:バディム・パールマン
出演:ユマ・サーマン/エヴァン・レイチェル・ウッド/エヴァ・アムーリ/オスカー・アイザック

「どっちを殺す?」
彼女の答えが引き金になり、
新しい人生が始まった、はずだった。


原作はローラ・カジシュキーの「春に葬られた光」。
DVDのパッケージはいただけない!サスペンスかホラーものと勘違いしてしまう。^^;  

小さな町の高校で銃乱射事件が発生。17歳のダイアナは親友のモーリーンと女子トイレでお喋りしていた。そこへ銃を持ったクラスメイトが現れ、「二人のどちらかを殺すから、選べ!」と命令。
そして15年後、教師をしながら夫と娘と暮らすダイアナは事件の悪夢に苦しんでいた。


観賞後、公式サイトにある"監督の答え"(キーワード必要)を見たら、自分の答えとちがってた。。
まあ人それぞれの解釈でいいんじゃないかと思う。
17歳のダイアナと32歳のダイアナが交互にでてくる。
事件から時がたち、トラウマと戦う現在のダイアナ。
時折フラッシュバックのように過去が蘇る。記憶なのか想像なのか・・・
未来に希望をもてず自暴自棄だった17歳の自分。トラブルメーカーのダイアナだが、モーリーンだけは親友でいてくれた。
そして運命の日・・・自分がダイアナだったらと置き換えてみる。


問題の場面がなかなかでてこないもんだから、じらされる。
良心という言葉に振り回されるなー。
これ以上書けないけれど、思わせぶりなシーンの連続に引き込まれました。


32歳役のユマ・サーマンより、17歳役のエヴァン・レイチェル・ウッドが目立ってましたねー。ユマ・サーマンはほとんどスッピンなせいか老けた気がする
オープニングの花のビジュアルや虫、雲など映像は美しい。
音楽もよかった。

★★★★(5段階☆は0.5)

公式サイト

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