小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
コメント、TB大歓迎です!

16ブロック

2006-10-15 | サ行の映画
16 Blocks(2006/アメリカ)
【劇場公開】

ブルース・ウィリスがくたびれていたなー。はじめは・・
スキンヘッドのほうがいいのに^^;
「ダイハード」を彷佛とさせる巻き込まれ刑事役。
16ブロックとは1,6Kmの距離。
期待しないでみたせいか、面白かったです!
監督は「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナー。

●ストーリー●
NY市警のジャック刑事(ブルース・ウィリス)は、足を負傷して以来、お酒で疲れた心身を紛らわせていた。今日の仕事は終わりと思ったら、囚人エディ(モス・デフ)を16ブロック先の裁判所で証言させるために、2時間以内に護送する仕事を命じられる。
護送中、不審な男が車に近寄り、銃を出す。
ジャックはすばやい動きで男を射殺するが、これがNY市警を敵にまわすことになるとは夢にもおもわなかった・・・・



公式サイトの文句はうまく表現されてます!
刑事ジャック→NY市警を敵にまわした、最も「不運」で「手強い」刑事。
囚人エディ→NY市警に追われる、最も「重要」で「無力な」証人。
刑事フランク→NY市警を操る、最も「有能」で「卑劣な」刑事。
この3人の思惑が面白いアクションもの。

16ブロック先の裁判所まで証人を護送するだけの簡単な仕事で
今日の勤務は終わるはずだった...
不運な刑事の長い2時間のはじまり(上映時間と同じつくり!)

ネタばれあり
囚人エディはNY市警の刑事の暴力を目撃しており、それを裁判で証言するはずだった。
それが明るみに出ては大変と、フランク刑事たちはエディを消そうとしたが、予期してなかったジャックがたまたま護送することになり、事態はとんでもない方向に・・・

派手なバスの乗っ取り劇など見どころあり。
タイヤがパンクし、つぶれても車は走行できるとは知らなかった。

ともに命を狙われるジャックとエディは、一緒に行動をともにすることになる。
人生を諦めていて、動きもなんとなーくにぶいジャックだったけど、エディをなんとか裁判所までいかせなくては!と獅子奮迅の活躍をするのです。
エディは一言多いが、根は優しい。
投げやりな人生を送っていた刑事が、一人の男のおかげで変わっていく。

逆にエディは今まで強盗や暴力事件を起こしていて、人の人生は変われないと思っていたが、ジャックとの出会いで、更正することを誓うのです。

二人の友情物語でもある。
うまくいきすぎですが、そこはハリウッド娯楽映画。
絶賛するほどではないですが、安心してみられました。

ジャックとエディを狙うフランク刑事役のデヴィッド・モースは存在感あり。
エディ役のモス・デフは人気ラップシンガーです。(知りませんでした^^;)


それにしても銃を握らせたら、ブルース・ウィリスはさまになる。
やっぱり「ダイハード=マクレーン」は今も健在・・・かな?

★★★★(甘め)(5段階☆は0.5)

「16ブロック」公式サイト

ブログ王ランキング