今週号の「週刊 ダイヤモンド」。
「寺と墓の秘密 誰も知らない巨大ビジネス」という
タイトルに惹かれて思わず買ってしまいました。
記事によると
伝統仏教では教師(僧侶等)は増加しているのに信者は年々減少している。
(*それにしても、各宗派の僧侶の数と寺院数を示した表で
「浄土宗」と「浄土真宗」を『浄土系』とひとくくりにしてしまうのは
乱暴なのでは????)
また、「檀家300軒がお寺としての業務だけでやっていける採算ライン」と
試算しているけれど、実際に300軒以上の檀家を抱える
お寺の割合は示されていません。
「新しい方向を見つけて、進んで経営改革をすすめている」かのように
取り上げられている具体例も
地方都市の一等地だったり、有名観光地だったり
もともと恵まれた条件を持っているお寺じゃん、という感じだし。
やっぱり経済誌だけに、大きなお金が動く話でないと取り上げづらいのかなぁ???
圧巻!と思ったのは
「この10年(くらいだったと思う)の信者数の増減割合ランキング」。
仏教系だけでこれだけの宗派があるのか!!と
思うくらいのすさまじい数。
・・・・・と、あれれ??
大きな宗派の一つ、「曹洞宗」の信者数の増減データがない!!
「データ不足のため表示できませんでした」って、そりゃないでしょう!!!
その後の墓石部門の特集ももうひとつ上滑りな感じがしたし。
かなり期待して買った号だけに「隔靴掻痒」の感を免れません。
どうせならもう少し、掘り下げて欲しかったなぁ・・・ダイヤモンドさん。
残念!!
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