私の周りでは盛り上がりもぼちぼち・・・・という感じの
トリノオリンピック
今朝のニュースも「ジャンプの原田選手、まさかの失格!!」
なんていう、ちょっと残念なもの。
でもそこで気になったのは、ジャンプ競技のルールの細かさではなく
朝の情報番組で
「わずか200gのために失格!!
原田選手に何があったのか?!」
という大げさなナレーション。
この、「何があったのか?」って、ワイドショーとか
「わかりやすさ(?)」を売りにしたニュースとかで
よく聞くフレーズです。
でも、この言葉を聞くたびに軽い違和感を感じます。
「何があったのか?」では結果というか、表面上の出来事しか
見えてこないような気がします。
「何がなかったのか?」に目を向けることも必要なのでは?
物事を一面からだけ見ていたのでは
見えないこともあると思います。
幼児を虐待する親には、何がなかったのか?
悲惨な事故には、何がなかったのか?
荒れる若者には、何がなかったのか?etc.
原田選手の場合には乱暴に言うと「体重がなかった」(?!)
ということになりましょうか?
私はそれほど熱心なスポーツファンではないので
詳しい分析は他の方におまかせします。
(原田選手のファンの皆様、失礼)
ところで、非行に走る青少年の家に
「仏壇があったか?なかったか?」すごく気になるのですが
統計なんてないでしょうね・・・・。