こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年4月13日 水曜日 夜

2011-04-13 23:59:58 | 雑記帳
仕事場を出て、気休めのマスクをして23:12の電車に乗る。
くたくただ。
呼吸が荒い。

駅までの夜道に信号が照らし出す桜が咲いていたが「春を見る余裕もなく」。

朝から茨城県で夕方までミーティング。
またもや午前の大きな地震に冷や汗をかく。

心身共に疲弊する日々。
福島の方々は、本当に眠れない夜、不安定な精神状態であろう。

昨夜、帰り道の電車で比較的理性的会話をしていた2人のおじさんの会話を聴いていた。

「要は、東京電力には、管理・マネジメントという概念が無いんだろうね。」
「俺がもし福島県民だったら、来た社長(清水)帰さないだろうな。
殺すだろう。」

それを聴きつつ、相槌を打つ。

驚く悲しい出来事に、「福島ナンバーの車の方、お断り」と平気で書いているレストランがあると、福島県知事が切々と語っていた。
また、福島の子供に対する受け入れ拒否なども起きているとも言う。

一体、おまえらは何様なのだ?
放射能は伝染などしない。
また、外部被爆などは着ているものをはたけば、もし少量の放射能が服に着いていたって内部被爆に比べれば、大したことじゃない。

そういう偏見を平気でさらす奴らは、実名報道で構わない。
レストランも名前も店名も場所も公開すべきである。

***

昨夜の西部邁先生のセミナーで出席したゲストとの会話に上った大阪の橋本知事・東京の石原知事・旧小泉順一郎のスタンスの根本的問題。

ゲストの人は言っていた「だいたい築地魚市場を移転させようとする一件しかり、この人はごみごみしたものへの嫌悪感からか、どうしてもそういう場を平気で一掃しようとする。」
「橋本知事は、今までの大阪市をぶっこわすと言っている。
小泉がぶっこわすと言った結果のほころびが、この東日本大震災で露呈し・明らかになった。」

西部先生は「住」という文字を黒板に書きつつ、冷静に言う。
「住む、という言葉には留まる、という意味があるんですよね。
まあ、よく転々と住所を変える人居るが、それは論外として…
留まる、ということとある程度の時間をかけて出来上がってくる、その一帯の自律性というのがあるんで…
故郷喪失者となってしまった東北の今の人々には一朝一夕では無いかもしれないけど、是非、この住とそこに生まれる自律性を産んで欲しい。」

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