こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

Echo And The Bunnymen 「The Killing Moon」'84.06

2011-02-22 18:00:00 | 音楽帳
80年代前半のイギリスには、キリング・ジョーク、サイケデリック・ファーズ、U2等々アルバムが出るたびにチャートには顔を出すが、時流のムーヴメントやポップスの領域には入らないバンドがあった。

そんな中の1つにエコー&ザ・バニーメンも居た。
私が彼らを知ったのは1983年の「ポーキュパイン(やまあらし)」というアルバム。
この中に納まっている「ホワイト・デヴィル」という曲に「やられた」。
そして、イアン・マカロクのシングル盤も聴いた。



その次のアルバムとして「オーシャン・レイン」というアルバムが1984年6月に日本発売され、これは輸入盤で買った。
だが、どうも「ポーキュパイン」のようには受け入れ難かった。
当時盛んに「良いアルバムだ」と言い続けていたのは高橋健太郎だったが、高校生青二才の自分は「んんんんっ・・・」と唸りながら同意出来なかった。

但し、シングルカットされた「キリング・ムーン」というポップな曲は、いまだに「月の妖しさ」を感ずる夜には聴き続けている。
何も、目に見えて「月」が出ていなくても良い。
これを聴く妖しい夜であれば、私はこの曲を聴く。





バニーメンの熱心なファンには「お前、それは違う」と言われても「私は信者ではないし、オーシャン・レインのジャケット写真はキレイだが中身をこなれるほどに聴けていない」というのが、2011年になっての惨状である。




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