ジョン・フォックスはいまだに真っ当な評価をされていない。そう思う。
70後半~80年代の初期テクノの重要人物だというのに。
「メタマティック」は彼のソロのファースト・アルバムだが、その新鮮さは四半世紀たついまでも薄れない。
「わたしはマシンになりたい=IWantToBeAMachine」
そういう意識を持っていた少年に、彼の冷酷でメタルな表情と姿は、かっこ良過ぎた。
クラフトワークばかりに、テクノの原点を見い出す人は多いが、誰も彼の功績に注目する人がいないのが寂しい。まあ、メディアの言う事は嘘ばっかりだから。
また、当時の音楽の真の流れを臨場感持って語れる「語り部」が減ってきているのも事実だが。
1. Plaza
2. He's a Liquid
3. Underpass
4. Metal Beat
5. No-One Driving
6. New Kind of Man
7. Bluebird Girl
8. 030
9. Tidal Wave
10. Touch and Go
11. Film One
12. Glimmer
13. Mr No
14. This City
15. 20th Century
16. Burning Car
17. Miles Away
11~17はCD化で、シングル等を集めたボーナストラック。
15「20th Century」はとにかくかっこいい!
mouse on marsはもう聴きましたか?YMO細野さんを敬愛しているグループみたいですよ。やっぱり僕はこういうマシンノイズ的なサウンドが好きです。仕事柄か。。。
第1期ウルトラヴォックスのリーダーです。
僕は、当時、ミッジ・ユーロがリーダーになった第2期のウルトラヴォックスが死ぬほど好きで、さらに、ジョン・フォックスのソロが好きでした。
だけど、第1期ウルトラヴォックス自体をさかのぼって、聞きましたが、「ロック」的(敵?)で好きになれませんでした。
でも、最近になって聞きなおして、いいなあと思うようになってます。
当時も今も、退廃的なヨーロッパ的な・・・つまりは「ニューロマンティック」的な世界への憧憬が強いです。
ウルトラヴォックス自体も、極めて評価が低いですね。
あんな音出しているバンド、当時、ほかになかったのに・・・。
DURANDURANも元はウルトラヴォックスあってのことだし。
そんなこと独りで言っても、誰も分かってはこれないのでしょうが・・。
先駆者というのは、いつの世も追いやられる存在なのでしょうか?
本当に、声を大にして言いたい気分です。
アニー・レノックスの曲、良かったでしょ?
僕もユーリズミックスの初期の方が好きですが、この曲だけは特別です。
ソフト・セルは、・・・そうかもしれませんね。
「トーチ」というシングルが当時好きだったんですが。
確かに、今聴いてもピンと来ないですね。
mouse on mars聞きました。
でも、やっぱり自分は、気づくと70年代の終りから80年代、といっても83年くらいまでの音楽に戻っちゃうんですよね。
それは、ノスタルジアではなくて、やはり「ロマンティック」だからなんだと思います。
今は、マシンが発達しているから、自らがマシンでなく、機械を人が操っている感じですが、自分もマシン好きではありますが、「自らがマシンになりたい」そういう衝動があるのが、たまらなく好きです。
元々、ゲイリー・ニューマン自体も、このジョン・フォックスのいたウルトラヴォックスに感動して、ああいう音楽を始めたし、YMOはクラフトワークに触発されたわけだし・・
なんだか、そういう人間ではない存在になりたい、という衝動が自分を動かしている気がします。