本当に久々に、春らしい晴れた朝となった。
雨や曇りがやたらと長く続いたせいか、一層空が、青く透き通っている。
雨の日々の中、毎朝憂鬱に包まれていたものが、いきなりのおだやかな朝に、とまどっている。
朝、時間も無いというのに、その中で、1曲、アニー・レノックスの「No More "I Love You's"」を聴く。
何度聴いても、じ~んとする感動的な曲だ。
鬱な気持ちも癒される。
私にとって、80年代の歌の上手い人というのは、元ユーリズミックスのアニー・レノックス、YAZOOのアリソン・モイエ、カルチャークラブのボーイ・ジョージの3人。
つくづく、ソウルフルで歌がうまい人だなあ、とこの曲でも思う。
上手いのもあるが、それを越える曲自体の普遍的な美しさが、天にも昇るような感じが、年という時間を越えて存在している。
この曲の入った「メデューサ」自体が、全てカバー曲で出来ているのだが、死ぬ前に必ず聞いておくべき曲だと思う。
よくBookOffで数百円で売っているが、そんな値段とは違って、もっと高度なアルバムだと思う。
是非、オススメしたい。
しかし、昨日と今日のはざまで「No More "I Love You's"」だなんて。。。ね。