■清水靖晃 「睡蓮～案山子」1982■
実家の庭でみんなで収穫した梅を、おすそわけされて、６月１８日の夜に漬けてから４０数日。深々という浸かり具合になった。
スーパーマーケットに行けば数百円で手に入れられる漬け梅も、自らでやってみないと”何がどう”とは分からない。
ネットで調べて、紙にプリントして、それを読みながら、貰った梅を漬けてみたが、やってはじめてなるほどと思う。
梅を洗い、あら塩、焼酎と揉んで、しそと一緒にビン詰め。
梅が浮かんで来るのを止めるため、ビニール袋にお水を入れて、上からの重しにする。日々様子を眺めながら、混ぜたり、梅が浮かんできたら水の量を増やしたり。
本当は、もっと少ない量だったが、途中実家に寄ったら、同じ日に収穫した梅漬けを持って帰れというので、一部実家から島に移動されたので、ビンの中の梅の量が増えた。
梅には殺菌作用があるというが、常温でも不思議とカビが発生しない。
本当は一ヶ月経ったら、天日干しをすると梅干になるのだが、考えが変わって梅漬けにして、梅ジャムにしていこうかと思っている。
天日干しの大変さと陽気もあいまった理由の方が大きい。
今朝も外は猛暑。
永六輔さんのラジオ番組の予報を聞き、ニュースを見る。
３３℃まで上がる”らしい”が、植物に水を上げに行くと既にそれ以上の温度に感じる。
かぼちゃの花がせっかく咲いたのにヘタっている。
昨夜は、雨に濡れながら帰ったのに、それもほんのわずかの通り雨だった。
この２週間ほど、ノドが痛い。昨日からはセキが出始めたが、たばこのせいではない。
今朝は梅漬けされた梅汁をおたまですくい取り、薄めて呑む。梅すっぱい。
