こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

「あなたを、治療します。」

2008-01-13 14:19:45 | 雑記帳
メンタルクリニックと性のクリニックを一緒にした店があったならば、ずいぶんとニーズに応えるものが出来るだろうに、と、ふっと思った。
もろもろの制約があろうが・その制約を超えて、という意味でだ。

まあ、自分は、メイドさんやアニメには一切興味というか、そそられる、つまりは、「萌え」ることはないが、最近のそういう店の癒しというのも、そのニーズに応えるべくして、出てきたのであろうが。

しかし、そういう、性の方面からメンタルを癒すのではなく、メンタルの方からの性の癒しというものが、望まれているような気がする。

うちの仕事場に近い、<これは、歯医者だが>、そこでは、歯医者なのに、ピンクの可愛らしい制服に、ミニスカート、みんな若くて可愛い子ばかり。。。という店(じゃなかった、医療機関)がある。
これなどは、そういう方面に属するのかもしれない。

「今日は、どうしましたか?」と問診表を書き込んでいて、ふりむくと、顔がまじかにあり、驚いた記憶がある。
あれは、絶対に確信犯だと思う。
「あれ、これって、風俗の店に来ちゃったかな?」と戸惑うようなところである。
もしかしたら、夜は別の店になっているのではないか、とにらんでいる。

***

むかし、「性処理」の店にて、オンナの子と話した際、60分間ただ、お話をして満足して帰ってゆくおじさんの話を聴いたことがある。
これは、言ってみれば、カウンセリングそのものである。

***

性を処理できる「場」は、いくらでもあるが、「ココロ」を処理できる「場」はないと思う。
正確には、「あるが、そのニーズに応えていない」ということだろう。

結局、そういうメンタルクリニック的な「場」というのは、あくまで公的な、常識的な顔構えをした「場」として、性や悪や犯罪というニンゲンの「私的」な面を、穴埋め出来ていないのだ。

***

「昭和」の天皇が生きていて、警察の失態などが絶対公的になど出てこなく、「ヘアヌード」さえ許されなかった時代には、国に「求心力」があり、それゆえ、ちゃんと闇の世界が存在しえたからこそ、心的処理の「場」も性処理の「場」も有効性を持って機能しえた・存在しえた。

現在、心的処理の「場」も性処理の「場」も、「達成感」、つまりは、「行ってスッキリした」というものが無いのだと思う。
いずれもが中途半端で、もやもやしている。

性とココロをミックスした「処理場」が、たぶん今一番望まれているのだろう。
そのニーズの穴埋め出来る機関を、国が闇で操作して作らない限り、凶悪犯罪も減らないし、「真の癒し」はおとずれない気がしてならない。
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