1時寝て4時起きてしまう暗闇。トイレに行き、戻り再度暗闇寝床。
この土曜深夜知った音を掛ける。その後イーノを♪。言語概念を耳にしたくなくて「アンファミリア・ウインド」を小さな音量でエンドレスリピート。
暗闇でガラパゴスかちかち日記をメモ。暗闇が友達になる間合い。
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土曜は昼から人と会い・歩いたため、毎週末リズムを形成するラジオを聴けず。(永さん&外山さんラジオまでは聴いた。まもなく終わってしまうけども。)
それ以外=TBS土曜午後放送(久米さん~宮川さんの流れ)をダウンロードし、歩きながら日曜聞かせてもらった。
″いつまでも在り続けるだろう″その迂闊な思い込みに気付くのは、それが消える/消えたと知ってからのことで、失ってから如何にそれが大事でハッピーなものだったか、存在の欠落を知る。それが街や人、ネコやラジオ番組等々どれにもあてはまる。
改革、復興、未来、再開発…等、人を見下し愚弄するB級エセ言語たち。
土曜は永六輔~久米宏~宮川賢、この流れから実に多くのハッピーを貰えてきたのだろう。。。確かに。
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ここ数年、昔お世話になった(りお馴染みだった)DJたちの今を辿ってきた。
その流れから、昨年後半からだろうか?伊藤政則の土曜深夜ラジオを聴く、そんな夜が極めてまれにある。
ヘビーメタル全盛の80年代なら聴くことはなかった。
政則さんと言ってまず思い出すのは、やはり全英トップ20が終わる土曜深夜3時に始まるロックトゥデイ。番組イントロ・ドラムのカカカンという音、大げさな「火を吹く○○…、走る○○…」という語り。
しかし、放送が掛かっていたのはイントロ数分だけで、すぐにラジオを切って寝支度へ。。。
中学時代にレインボー、AC/DC、マイケル・シェンカー、サクソン、アイアンメイデンは聴いていたが、その後形骸化していったこの手合い音楽とは縁を切った。
それゆえヒットしたボンジョヴィ、ヨーロッパなどの曲への嫌悪感は大きかった。
そんな自分も一周二周と回遊してきて、たまたま出会ったボンジョヴィのヴォーカルのソロアルバムを買って聴いたり、昔じゃ考えられない変化。
そんな折の政則さんラジオとの出会い。
最近面白かったのは、AC/DC新譜を語る政則節。掛かる音楽もベビメタ一辺倒じゃなく、昔の全面抵抗が消え、たまに発見がある。
驚くのが60歳を過ぎても何一つ変わらないエネルギッシュで硬派なしゃべり方。
こんなほめ方は無いのかもしれないが、その持続力に圧倒される。
この9月5日深夜には、こんな耳を疑うような美しい曲に出会い知ることが出来た。
■Anathema 「Ariel」2014■
例えば、当時は微妙な人だった今野雄二、彼が居てこその渋谷陽一という色の違いだったり、中村とうよう先生が居てこその世界があったり。。。
何かそんなことを横になりかちかち書いているうち、夜が明けてきた。