こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

10月24日 月曜日 日曜日の代休に、ウルリッヒ・シュナウスを聴く。

2005-10-24 13:35:42 | 音楽帳
日曜日は、某ハウジングメーカーの仕事。
朝も早く8時から夜7時までカンズメになって立ちっぱなしで販売、という過酷さ。
すっかり肩・腰に大打撃!
帰ってメシを食い、酒を飲むと早々と23:00頃寝てしまった。

今日、月曜日は、こうなることを予想して、既に代休を取っていた。
起きたのは、昼、12時。
空は青く、高く、良い天気だ。
今日の気分で、ついこのCDを聴きたくなり、CDの山をごそごそ・・・したら、CD出てきた。。。

***************
 東京に戻ってきた'96年以降、すっかり、営業から一変し、室内での打ち合わせ&作業中心の過酷な仕事であった面もあり、ラジオを聴いたりすることも少なくなった。
新しい音楽との出会いというのも、'87年以降そもそも追いかけなくなっていたので、何がその時代にあるのかもわからなかくなっていた。'86~'87にアメリカでカメオ(Cameo)の「Word Up」というバカな曲がヒットした瞬間に、「自分が聴くべき音楽は終わったな」と悟って、それ以降、一切、現在進行形の音楽を追いかけ全て聴く行為を辞めたのだ。早々と、さっさとそういう音楽の聴き方から、「現役」を引退したのである。

・・・そんな中、'96年、東京に仕事場を移して、有難かったのは、昔のように、御茶ノ水~神保町をうろつく事が出来るようになったことである。(中学3年生の'81年に発見して狂喜した神保町の「JANIS」に、また通うことが出来るようになった。)

 '96年以降出会ったオンガクの多くは、こういった音楽ショップの店頭で、たまたま流れてきた音楽を気に入って「この、今、流れている音楽下さい!!」というケースであった。

 そんな音楽との偶然の出会いは新鮮だ。何の情報も無い状態で、まさに「出会う」のであり、そんな時に「一目惚れ」のような出会いはステキである。

 このウルリッヒ・シュナウス( Ulrich Schnauss)の「Far Away Trains Passing By」【写真】も、(今は店舗が替わってしまったが)JANISのレンタル館でCDを探しているとき、たまたま流れてきたものである。
1曲目の「Knuddlemaus」の鮮やかに透き通ったメロディにすっかり聞き惚れてしまった。
'80年代のテクノがその後、ハウスやアンビエントに発展していった経過を私は専門的には一切知らない(こととしている)。このウルリッヒ・シュナウスがどんな文脈から出てきたのかも知らない。しかし、自分にはそんなことはどうでもよくて、ただただ、余計な装飾品をそぎ落として、ひたすらシンプルなシンセでのメロディで勝負するこの音楽に、目の覚めるような思いをしたのである。

インターネットで調べると、難解な用語を使って述べているものにも出会うが、極めてシンプルでメロディアスな曲ばかり。
何も知らないで、先入観持たずに聴いて欲しい1枚である。

*水平線と大地のコントラストが美しいジャケットも、音楽に合っていてGOOD!


Ulrich Schnauss「Far Away Trains Passing By」(2001年)

1.Knuddlemaus
2.Between Us and Them
3.Passing By
4.Blumenwiese Neben Autobahn
5.Nobody's Home
6.Molfsee
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