こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

本の価値

2011-01-04 21:52:30 | 雑記帳
年末WBサテライトで中古本のコンビニ版「BO」が買い取り価格変更する事を前向きな捉え方をしていた。
一律幾ら方式からモノの価値に合った価格を付ける事で、リサイクル市場の活性化とか言っていたが…。

私は、こう解釈した。
多分このまま行くと、只でさえ売れない新書が更に拍車がかかる、周囲からの圧力に依る方向転換と考えるのが妥当。
私は好ましい事と思う。
それは、新書軍団に加勢する訳では無く「価値ある旧書本を守る為」であり、暴利むさぼってきたビジネスモデルへの疑問視。
容易に手に入る本が安く流通するのは止む無い市場環境だが、本の中身の価値も解らぬ素人バイトがマニュアル通りに外見の汚れ具合だけで買い取り価格を決めるBO。
そこに価値ある本が流れるのを「せどり」が掬い取り、ネット販売するのはまだ救い。
問題は誤ってBOに貴重本が流れ付き、見た目で判断され廃棄される最悪の事態。
それだけは避けねばならない。
本当は、中古本は神保町のプロの手に全て流れ付くのがあるべき姿なのだろう。

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