こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

4月29日 日曜日 アイスハウスを聞く、寂しい夜

2007-04-29 19:25:07 | クロスオーバーイレブン


すっかり精神的に参る、独り孤独な夜。

何かを聞かねばと思い、とりあえず選んだのは、アイスハウス(Icehouse)の「グレート・サザーン・ランド」。

写真は、この曲の入ったCD。

***

アイスハウスを知ったのは、1981年の冬、中学3年の、受験を前にした、独り寂しい夜、「クロスオーバー・イレブン」でかかった「アイスハウス」という曲だった。自らのバンド名のタイトル曲。

静かな音楽の好きな自分は、その曲を何度も聴いた。

オーストラリアのバンドであるが、イギリス的。オーストラリアというと、スード・エコーとかメン・アット・ワークとかあるがイギリスを感じさせるのは、アイスハウスだけだ。

曲を色々聴くとやはり、ロキシー・ミュージックの影響を強く感じる。
ほとんどは、そのリーダーのアイヴァ・デイビスが作っているが、彼は、高橋幸宏と親交が当時あって、「Wild&Moody」には大幅に参加しているし、「Ego(イーゴー)」では、名曲「Dance Of Life」という曲を幸宏と競演している。

***

「グレート・サザーン・ランド」は、アイヴァ・デイビスが、自分の生まれた国、オーストラリアの広大な大地を歌った曲らしい。

この曲も静かな中に「ロマンティック」なきらめき・輝きを感じさせる美しい、夜に似合う。
まるで、飛行して、大地を俯瞰しているような感じが、長いトーンのシンセサイザーの伸びに感じさせる。

***

しかし、いくら「いい曲」だと聞いても、中学3年のときとは違って癒されない。
今回の傷は深い。
次は、何を聞こうかと、また、かたちんばは、CDをまさぐり・・・
自分を癒してくれる音を探す。

寂しい。虚しい夜だ。
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