疲れが取れないのは今に始まったことではなく、365日大抵心身のどこかには異常をきたしている。
だからといって、考えても仕方が無いので、今週も何も目的決めずに外に出て、風に吹かれてアテどなく。
昨日土曜日は、迷路をおもむくままに歩いているうちに京島へ。
再開発で丸ごと潰された地、それにイナカモンが集合するスカイツリー接近を回避しつつ、商店街に入り、人側に主導権がある世界に逃げ込む。
お花屋さんのおじさんと話しながら、ピーマン、ゴーヤ、朝顔の苗を買った。
グリーンカーテンを巡って「ああ、それじゃダメだ。もっとこうした方がいい。」とおじさんにアドバイスを貰う。
風はさわやかだが、太陽の陽射しはきつし。酒屋さんに入って、おばちゃんに『好きなモノ、いくらでもどーぞ』と云われ、お互い笑い・やりとりしながら、小銭入れからお金を出す。
冷えた缶ビールを持って、田丸神社の境内の木陰に座って呑んで休憩する。
何かくれよ、と鳩ポッポたちが近付いてくる、午後の昼下がり。
ビールをグビグビやり・ノートにペンを走らせつつ、ついぞ商店街ですれ違った巨体の方は、俳優の渡辺哲さんじゃないか?と思っていた。
「まさか。。。なんで、土曜の昼に、渡辺さんがこの地に居るんだ?」という疑問はあるが、あのカラダの大きさ、福耳の大きさ、気取らなさは、どう考えても。。。などと思ってしまう。
結論は、他人の空似だろうが、昨日の晩、とある動画サイトで、渡辺哲さんの出ている2時間ドラマを見てしまう。
【渡辺哲さん】
自分は、B級ドラマが好き。
「B級なんて失礼」という方が居るが、過去にも述べたように、深く考えすぎず、ある程度起承転結の道が想定されている安心感がある。
毎週、そんなサスペンスの中で、必ず誰かが殺される事件が起きている。
だが、「あくまでフィクションなんですよ」という往年のパターンを踏んでいるから、そのような血なまぐささは所詮架空と思える。
このことが重要であり、エンターテイメントゆえにB級である必要がある、と考える。
どこかのメイン(A級?と一応された)ドラマを巡って、ああだのこうだの。。。とどっちもヒートアップする「一部のみの方々」が居るが、一切関心が無い。
さてさて、自分が見た2時間サスペンスだが、渡辺哲さんだけではなく、中原丈雄さんまで出ていて、楽しめる一作だった。
名脇役である蟹江敬三さんが、唐突に亡くなったのには唖然としたが、お二人には、今後も味のある役者として芝居をして頂きたい。
【中原丈雄さん】