
松尾大社で見事な山吹の群生を観賞し、次に長岡天満宮に来ました。
































四季折々の花木を楽しめる長岡天満宮では、例年4月中旬から下旬にかけて、樹齢170年前後と推定される霧島ツツジが参道を真紅に染め上げます。
樹高約2.5m、100株を数えるキリシマツツジはまさに圧巻の眺めで、市の天然記念物に指定されています。

八条ヶ池の周囲にはつづじも植えられていて、こちらも見頃を迎えています。






正面の大鳥居をくぐり、八条ヶ池を二分する中堤が参道として使われており、中ノ島とを結ぶ総檜造りの水上橋を含む一帯は、「八条ヶ池ふれあい回遊のみち」と名付けられ、参拝者に親しまれています。







参道の左側にはたけのこ料理で有名な「錦水亭」があります。
明治14年(1881年)の創業のたけのこ料理の老舗です。
八条ケ池を取り入れての数寄屋づくりのお座敷が点在し、 季節の樹々に覆われた自然の大庭園と共に、その景観は自然と一体となったすばらしいの一言です。





春は朝堀りの たけのこ を使った『たけのこ料理』を、夏・秋・冬には厳選された旬の素材を使った京料理が楽しめます。


錦水亭近くの石段を上ると菅原道真公をお祀りする長岡天満宮が鎮座されています。


長岡天満宮の鎮座地長岡は、菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 詩歌管弦などを楽しまれた縁深い場所です。
太宰府へ左遷された時にも、この地に立ち寄られ、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と慨嘆され、公御自作の木像をお祀りしたのが長岡天満宮の起源です。



これだけ霧島つづじが群生しているのはまさに圧巻の光景です。
次に建仁寺塔頭寺院のひとつ「西来院」へと向かいます。