京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

清涼寺境内 竹仙の湯豆腐(ゆどうふおきまり)

2021年12月08日 10時43分00秒 | 日記
 嵐山祐斎亭で嵐山の素晴らしい紅葉のリフレクションを楽しみ、お昼は清涼寺「嵯峨釈迦堂」境内に店を構える湯豆腐の名店「竹仙」を予約していました。







先に嵐山祐斎の上にある元首相・近衞文麿公の別荘「松籟庵(しょうらいあん)」か「湯豆腐嵯峨野」に連絡をいれましたがいずれも11月中は予約で満席でした。













お品書きはシンプルで写真の「ゆどうふおきまり」に湯葉が付くか否かの2種類だけです。

どの御料理も熱々で供され、季節感を楽しめる内容です。

豆腐は近くにある嵯峨野を代表する豆腐の名店「森嘉」の豆腐が使われています。

「白豆腐」と言われる豆腐は非常にきめが細かく何の抵抗も無く喉を通って行きます。

湯豆腐のつゆは「竹仙」さんの自家製で見た目は濃いですが森嘉の豆腐に良く絡み、いい味わいです。

天ぷらも天つゆではなく、塩で頂きます。
さつまいもや生麩の美味しさがダイレクトに伝わってきます。









最後に清涼寺の紅葉です。
晩秋の風情が漂います。

次に嵐山の人力車ゑびす屋さんが必ず案内する「宝筐院」を拝観します。



嵐山祐斎亭の紅葉

2021年12月08日 09時50分00秒 | 日記
 11月29日は45年来の友人と嵐山・嵯峨野を巡りました。

先ずは嵐山左岸上流にある「嵐山祐斎亭」を訪ねました。

以前に非公開だった時にカルチャーの講座で来ています。






建物は築150年の明治時代の建築で、京都の芸舞妓の憧れの料理旅館「千鳥」の跡地です。
染色家の奥田祐斎さんがその建物を買い取られ、染色工房として使われています。







太秦広隆寺に残る大正天皇の黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)を特別に見られ、現代に復活された方です。

また、「千鳥」時代には川端康成が逗留し、小説「山の音」を執筆した事でも有名な地です。





「丸窓の部屋」です。

机に映り込む嵐山の紅葉が見事です。
しばし時を忘れてしまいます。





「川端康成の部屋」です。
川端康成と御子息の香男里氏が宿泊された部屋です。



「祐斎アートギャラリー(工房)」です。

この日も職人さんが働いておられました。







「絶景テラス」からの眺めです。

保津川を往来する舟が見えます。







庭園の一角に設けられた「夢の水鏡」です。
手前に人工の池を造り嵐山の四季の景観を映し出します。
水滴を落とすと波紋が美しいです。











一番下の写真は「京都吉兆本店」です。
お昼でも3万もする超高級料亭です。