京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

晩秋の龍安寺 早朝特別拝観①

2021年12月15日 07時26分00秒 | 日記
 12月5日はJR東海「そうだ京都、行こう。」で世界文化遺産にも登録されている龍安寺を一般拝観前に巡りました。







先ずは、晩秋の紅葉が美しい鏡容池庭園を巡ります。

一般拝観は9時30分からですが、地元の方々は"ある所"から入られ池の周りを散歩されています。









龍安寺と言えば"石庭"が余りにも有名ですが、境内から見える景色のほとんどは龍安寺の境内地(約15万坪)なのです。







鏡容池の中には弁天島があり、弘法大師が作られ豊臣秀吉公が念持仏とされた弁財天・毘沙門天・大黒天がお祀りされています。

また、境内にある大珠院には真田信繁(幸村)の墓がありますが子孫の方がご存命なので非公開になっています。







京都では、それぞれのお寺で独自の竹垣がありますが、龍安寺でも背丈の低い「龍安寺垣」が存在感を示しています。



次に方丈へ。
前には石庭が広がります。







一般拝観なのでご住職が"砂紋"を引かれていました。
滅多に見れない光景なので印象に残りました。







東西25m、南北10mの空間に15個の庭石を配したシンプルな庭園ですが油塀の高さに傾斜を持たせて視覚的に広く見せる工夫がされています。





油塀の柿葺屋根の修復工事の為に今月6日から来年の3月まで拝観を停止されます。







方丈の裏には徳川光圀公寄進の有名な「知足の蹲」があります。
但し、こちらはレプリカでオリジナルは茶室「蔵六庵」の前にあります。

次に通常非公開の「西の庭」と裏山にある天皇陵を巡ります。