栗棘庵の次に霊源院を訪ねました。
通常非公開のお寺ですが、紅葉の時期にだけ公開され御朱印も授与して頂けます。
表門を入ると6躰の童地蔵が出迎えてくれます。
心和む瞬間です。
左手には本堂があり入堂してお祀りする事が出来ます。
霊源院の歴史は南北朝時代の観応年間に後醍醐天皇の皇子・龍泉和尚により創建された寺院です。
途中、応永年間に今の寺名・霊源院に改められたようです。
庭園も禅宗寺院らしく美しく、綺麗に清掃されています。
禅宗では清掃は"作務"の中でも重要な重要な修行のひとつとされています。
御朱印は書院で授与されていて、他にいなり寿司も販売されていて、書院内で頂く事が出来ます。
ご住職はじめ、お寺の方々も皆さん親切で、突然のお参りにも丁寧にされている様子に好感を持ちました。
書院の片隅には"円窓"のある小部屋があります。
ひとりになり瞑想したくなります。
次に同じく塔頭寺院の一華院を拝観します。