京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

嵐山 櫟谷(いちたに)神社と宗像(むなかた)神社

2021年01月11日 07時48分00秒 | 日記
 昨年12月13日、大悲閣千光寺を拝観した後、櫟谷神社と宗像神社を参拝しました。





大堰川の右岸、ちょうど"いわたやまモーキーパークへの入口に鎮座されている神社です。



櫟谷神社のご祭神は奥津島姫命(おきつしまひめのみこと)です。
宗像神社のご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。





この二柱のご祭神は最近に世界文化遺産に登録された福岡県の宗像大社のご祭神で古くから海の神・水の神として水上交通安全の神として信仰されてきました。

その歴史は古く、天智天皇7年(668)に大堰川の水上交通安全を祈って勧請されたと伝わります。
また、櫟谷神社は平安時代には正五位下の神階を授けられた延喜式内社でもあります。

一方の宗像大社のご祭神が七福神の弁財天と同一とされた事から嵐山弁財天とも呼ばれ、福徳財宝の神として、また、水難よけけの神として崇敬されて来ました。





古くから松尾大社の末社として松尾大社の神官が祭祀をされており、明治10年以降は正式に松尾大社の境外摂社となっています。